CrudeDrug:Cinnamomi Cortex

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桂皮 (Cinnamomi Cortex)

Cinnamomum cassia Blume
Cinnamomum cassia Blume
Cinnamomum loureirii Nees
Cinnamomum cassia Blume
Cinnamomum verum J. Presl

桂皮はクスノキ科ケイCinnamomum cassia Blumeの樹皮または周皮の一部を除いたものを基原とする。同属植物の桂皮としてはセイロンケイヒCinnamomum verum J. Presl(Cinnamomum zeylanicum Nees)、ジャワケイヒCinnamomum burmanii、一部のベトナム桂皮Cinnamomum obtusifolium Neesなどがあるが、日局第13改正第一追補(1997年)で「その他同属植物」が削除されたことにより、現在、日本で流通する日局の桂皮はベトナム・中国で栽培されるC. cassiaだけである。日本産桂皮としてニッケイCinnamomum loureirii Neesの根皮も日局第7改正(1961年)まで収載されていたが、その後削除され流通もなくなってきた。現在、ベトナム、中国で栽培されている桂皮C. cassiaの原産はベトナムで、中国で栽培されているものはベトナムから移植されたものである。 桂皮類は本草書・医書によって「桂」「肉桂」「桂心」「桂枝」など数々の名称があり、使用にあたってはその違い、使い分けなどは未だに明確ではない。桂類薬物の薬名の考証(真柳誠 1995「中国11世紀以前の桂類薬物と薬名」『薬史学雑誌』30:96-115)によると、後漢時代の3世紀初に張仲景が編纂した医書から宋改(北宋政府校正医書局の林億らによる校訂)までの約1300年の記録を検討すると、配薬名と処方名の矛盾を解消し、張仲景の医書の3書「傷寒論」「金匱玉函経」「金匱要略」の記載を統一するために、桂類薬の名称は「桂心」の意味として「桂枝」に統一され、同時に方名も桂心…湯などは桂枝…湯などに改められたとされている(一部の疎漏を除く)。よって全ての張仲景医書に記載されている「桂枝」は小枝全体ではなく、「新修本草」(蘇敬・659年)における「肉桂」のことであり、また「桂枝去皮」の指示による周皮を除去した「桂心」のことであると考えられる。 (より詳しく見る→栃本天海堂創立60周年記念誌

桂皮

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

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歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 【効能または効果】胃弱、食欲不振、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃のむかつき No.1242
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 (1)食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐 (2)口渇、のどの渇き、糖尿病
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【薬効】 芳香性健胃、駆風、収れん、鎮嘔、発汗、解熱、鎮痛。 【適用】 粉末を散剤に配合し、食欲不振そのほかに適用する。薬剤その他の賦香料とし、水蒸気蒸留してケイヒ油を製する。漢方方剤では、葛根湯、桂枝湯、 (略) などに広く用いられ、急性熱病、感冒、消化器病、循環器病、老人病などに広く適用される。 C-556
6 JP8 解説書 1971 【薬効】 健胃薬として効がある。また含有精油による腸蠕動亢進の結果駆風の効を奏する。また、弱い収れん作用を現わす。一方、漢方におけるケイヒの薬効は以上とはやや異なる (略)。 【適用】 ケイヒ末として食欲不振、消化不良、胃炎など他剤と配合して用いる。そのほか薬剤その他の賦香料とされる。漢方では、急性熱病、感冒、消化器病、循環器病、老人病などの諸症に広く適用される。 C-674
7 JP9 解説書 1976 【薬効】 〔薬理〕 (略) 【適用】 芳香性健胃薬として食欲不振、消化不良、胃炎など粉末を他剤と配合して用いる。漢方では発熱 (微熱)、のぼせ、頭痛、発汗、心悸亢進、四肢痛、寒冷による腹痛などの諸症に広く適用 (方剤に配合) される。 D-258
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬であるが、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる (略)。 また、賦香料とすることもある。 漢方方剤: (略) D-265
9 JP11 解説書 1986 【本質】 生薬、健胃薬 【適用】 漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、解熱鎮痛消炎薬、鎮痛薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる (略)。また、賦香料とすることもある。 漢方処方: (略) D‐272
10 JP12 解説書 1991 【適用】漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、解熱・鎮痛・消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方およびその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる。(粉末の一日最大分量1g)。また、賦香剤とすることもある。漢方: 安中散、胃苓湯、茵?五苓散など D-271
11 JP13 解説書 1996 【適用】漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、解熱・鎮痛・消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方およびその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる。(粉末の一日最大分量1g)。また、賦香剤とすることもある。漢方: 安中散、胃苓湯、茵?五苓散など D-303
12 JP14 解説書 2001 【適用】漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、解熱・鎮痛・消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方およびその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる。(粉末の一日最大分量1g)。また、賦香料とすることもある。漢方: 安中散、胃苓湯、茵?五苓散など D-327
13 JP15 解説書 2006 【適用】漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、解熱・鎮痛・消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方およびその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる。(粉末の一日最大分量1g)。また、賦香料とすることもある。漢方: 安中散、胃苓湯、茵?五苓散など D-199
14 JP16 解説書 2011 【適用】漢方処方用薬であり、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、解熱・鎮痛・消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方およびその他の処方に高頻度で配合されている。また、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる。(粉末の一日最大分量1g)。また、賦香料とすることもある。漢方: 安中散、胃苓湯、茵?五苓散など D-221
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 発汗を促して解熱を助ける作用が期待される(P. 65)。香りによる健胃作用を期待して用いられる(P. 93)。
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 効能の記載なし P184
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 上P126: 芳香性の健胃薬、矯味薬及び矯臭薬として応用す。薬局方には芳香散、芳香精、酸性芳香丁幾、複方ラヘンデル丁幾、大黄丁幾、芳香阿片酒等を製するに用ゆ。
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 P153: 薬局方芳香精芳香丁幾桂皮丁幾等を製するに用ふ。
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 P64: 健胃薬、矯味矯臭薬として応用され、芳香散、芳香丁幾その他種々の製剤に用いられる。
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 上P47: 芳香性の健胃薬、矯臭薬および矯味薬として応用せらる。薬局方には芳香散、芳香精、酸性芳香丁幾、複方ラヘンデル丁幾、大黄丁幾、芳香阿片酒等を製するに用ゆ。
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P146: 健胃、矯味、矯臭薬として一回0.1乃至1.0グラムを与へ、又丸衣としても使用することあり。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 P166: (肉桂として)芳香性健胃薬とす。また矯味薬とす。
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 上P37: 芳香性の健胃薬、矯味薬及び矯臭薬として応用せらる。薬局方には芳香散、桂皮舎利別、芳香精、芳香チンキ、酸性芳香チンキ、桂皮チンキ、大黄チンキ、芳香阿片酒等を製するに用ふ。
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 P37: 芳香性の健胃薬、矯味薬及び矯臭薬として応用せらる。薬局方には芳香散、桂皮舎利別、芳香精、芳香チンキ、酸性芳香チンキ、桂皮チンキ、大黄チンキ、芳香阿片酒等を製するに用ふ。
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 P9: 芳香性健胃薬、矯味、矯臭。0.5?2.0を散剤又は浸剤とする。香味料、桂皮油の原料。
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 P13: 芳香薬並びに芳香性健胃薬として粉末を散剤に配合する。又、水蒸気蒸留による桂皮油を製造し香料に供する。
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 P135: 健胃剤、駆風剤、収斂剤、香味料。
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 P151: 芳香精健胃剤(チンキ、シロップ、芳香散原料)、香味料、発汗、下熱剤(漢方)。
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P71: 芳香性健胃剤(チンキ、シロップ、芳香散)。香味料。ケイヒ油原料。漢方: 発汗、解熱、鎮痛剤。桂枝加竜骨牡蠣湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P78: 強壮、興奮、鎮痛、健胃、整腸剤
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P45: 芳香性健胃剤、矯味料、発汗解熱剤、ケイヒ油原料。
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 P228: 発汗解熱健胃剤として血行を盛んにし諸臓器の機能を亢進させる。
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P12: 芳香薬ならびに芳香性健胃薬として粉末を散剤に配合する。また、水蒸気蒸留によりケイヒ油を製造し香料に供する。
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 P375: (略)桂皮は、香辛料として広く用いられる。医薬用としては、生薬、油およびその製剤(ガレヌス製剤)は、矯味、矯臭薬として用いられる。民間療法で桂皮油は、いわゆる桂皮滴剤の形で月経困難症に対して用いられている。
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P53: 芳香性健胃薬として食欲不振、消化不良、胃炎などに用い、漢方では発汗、のぼせ、頭痛、心悸亢進、冷えによる腹痛などの症に方剤として配合する。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P37: 芳香性健胃薬として多くは他剤に配合して用いる。漢方では発汗、解熱、鎮痙の効を期待して、上逆、頭痛、疼痛などを伴う諸症に方剤として用いる。
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P11: 芳香性健胃薬、矯味薬、ケイヒ油原料、漢方では発汗、解熱、鎮痛、興奮剤等に応用する。その他香辛料として多量に消費される。葛根湯、桂枝湯、桂枝茯苓丸、苓桂朮甘湯等のほか約92方剤の漢方処方に頻用する。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P95: 解熱、鎮痛、発汗
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P253: 芳香性健胃、駆風薬。漢方では発熱、頭痛、発汗、のぼせ、四肢痛などに用いる。
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P134: 効能記載なし  P134(ケイヒ末): 漢方では解表薬(微熱、発汗、頭痛、のぼせ、どうき、関節痛などに)または温裏去寒薬(腹痛、食欲不振、悪心、下痢などに)として処方。芳香性健胃薬として家庭薬製剤に配合。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P54: 芳香性健胃剤、矯味料、発汗解熱剤、ケイヒ油原料。
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P162: 効能記載なし  P164(ケイヒ末): 漢方では解表薬(微熱、発汗、頭痛、のぼせ、どうき、関節痛などに)または温裏去寒薬(腹痛、食欲不振、悪心、下痢などに)として処方。芳香性健胃薬として家庭薬製剤に配合。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P110: 芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いるほか、血液循環、気を利す等の目的で漢方処方に繁用。桂枝湯、安中散、桂枝茯苓丸等。
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P308: 健胃、駆風、矯味、発汗、解熱、鎮痛薬。
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P112: 芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いる他、血液循環促進、気を利す等の目的で漢方処方に繁用。
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 P99: 健胃薬、かぜ薬、鎮痛鎮痙薬、解熱鎮痛消炎薬、鎮痛薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬などの漢方薬に配合される。また食品香料。
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 P184: 漢方処方用薬、芳香健胃薬として食欲不振、消化不良、賦香料。
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P130: 頭痛、発汗、悪風、体痛、逆上。
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P308: 健胃、駆風、矯味、発汗、解熱、鎮痛薬。
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P249: 芳香性健胃、駆風薬。漢方では発熱、頭痛、発汗、のぼせ、四肢痛などに用いる。
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P144: 芳香健胃薬として食欲不振、消化不良に粉末を配合剤として用いるほか、血液循環、気を利す等の目的で漢方処方に繁用。桂枝湯、安中散、桂枝茯苓丸等。
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 P151: 健胃、駆風、発汗、解熱
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P89: 漢方処方用薬として、風邪、解熱、鎮痛、消炎、鎮痙、動悸抑制、保健強壮などを目的に用いられる。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P27: 漢方処方用薬であり、風邪薬、鎮痛鎮痙薬、解熱鎮痛消炎薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方に高頻度で配合されている。配合処方: 桂枝湯、桂枝加黄耆湯、桂枝加芍薬湯、白虎加桂枝湯、苓桂朮甘湯など。
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P53: 太陽病初期の発汗、解熱、鎮痛作用、気の上衝をおさえる作用があり、頭痛、発熱、感冒、身体疼痛、のぼせ、目眩などに応用する。処方例: 茵?五苓散、黄耆建中湯、黄連湯、葛根湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、桂枝茯苓丸(略)
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 P24: 芳香性健胃薬。解熱作用、鎮静・鎮痙作用。末梢神経鶴頂作用。
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P128: 芳香性健胃薬、解熱薬、鎮痛薬、狭心症や心筋梗塞の治療補助薬、芳香料、漢方で降下薬、菓子などにも用いる。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P134: 芳香健胃薬として食欲不振、生理不順などを主治する。かぜ薬、鎮痛鎮痙薬、解熱鎮痛消炎薬、動悸抑制薬、保健強壮薬、婦人薬とみなされる処方に配剤される。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P68: 発汗、解熱、鎮痛
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P44: 芳香性健胃薬。発汗、解熱、鎮痛などを目的とする処方に配合される。漢方処方: 桂枝湯、桂枝茯苓丸など。桂皮油。香辛料。発疹や痒みなどの過敏症が現れることがある。
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P201(桂皮と桂枝は同じ項に記載): 健胃、駆風、発汗、解熱、矯味薬。(肉桂)皮: 散寒薬。方剤: 桂枝湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加朮附湯、桂枝茯苓丸。
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 P347: 桂枝湯や葛根湯などのように感冒に用いる漢方処方のほか、鎮痙、動悸抑制、保険強壮などを目的とした漢方処方に配合されている。
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P50: 芳香性健胃薬。矯味料。発汗解熱薬。漢方処方用薬。ケイヒ油原料。
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P108: 芳香健胃薬として家庭薬に配合するほか、多くの漢方処方に配合。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P577: 芳香性健胃、解熱
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 P148: 健胃、解熱、鎮痛

ケイシ

歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 収載なし
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 収載なし
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 収載なし
6 JP8 解説書 1971 収載なし
7 JP9 解説書 1976 収載なし
8 JP10 解説書 1981 収載なし
9 JP11 解説書 1986 収載なし
10 JP12 解説書 1991 収載なし
11 JP13 解説書 1996 収載なし
12 JP14 解説書 2001 収載なし
13 JP15 解説書 2006 収載なし
14 JP16 解説書 2011 収載なし
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 記載なし
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 記載なし
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 記載なし
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 記載なし
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 記載なし
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 記載なし
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 記載なし
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 記載なし
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 記載なし
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 記載なし
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 記載なし
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 記載なし
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 記載なし
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 記載なし
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 記載なし
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 記載なし
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 記載なし
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 記載なし
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 記載なし
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 記載なし
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 記載なし
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 記載なし
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 記載なし
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 記載なし
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 記載なし
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 記載なし
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 記載なし
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 記載なし
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 記載なし
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 記載なし
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 記載なし
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 記載なし
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 記載なし
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 記載なし
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 記載なし
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P26: ケイヒの項に解説あり
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 記載なし
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 記載なし
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P128: 芳香性健胃薬、解熱薬、鎮痛薬、狭心症や心筋梗塞の治療補助薬、芳香料、漢方で降下薬、菓子などにも用いる。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 記載なし
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 記載なし
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 記載なし
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P201: 若枝またはその樹皮: 辛温解表薬。方剤: 桂枝湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加朮附湯、桂枝茯苓丸。
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 記載なし
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 記載なし
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 記載なし
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 記載なし
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 記載なし
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