CrudeDrug:Chrysanthemi Flos
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Photographs of Various Herba (by Alps Pharm. アルプス薬品) | ||||||||||||||
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菊花
キクカ Chrysanthemum Flower | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 頭花 |
Property | (1)本品は径15~40mmの頭花で、総ほうは3~4列の総ほう片からなり、総ほう外片は線形~ひ針形、内片は狭卵形~卵形を呈する。舌状花は多数で、類白色~黄色、管状花は少数で淡黄褐色を呈し、ときに退化して欠くことがある。総ほうの外面は緑褐色~褐色を呈する。質は軽く、砕きやすい。 本品は特有のにおいがあり、味はわずかに苦い。 (2)本品は径3~10mmの頭花で、総ほうは3~5列の総ほう片からなり、総ほう外片は線形~ひ針形、内片は狭卵形~卵形を呈する。舌状花は一輪で、黄色~淡黄褐色、管状花は多数で淡黄褐色を呈する。総ほうの外面は黄褐色~褐色を呈する。質は軽く、砕きやすい。 本品は特有のにおいがあり、味はわずかに苦い。 |
Test | TLC法:本品の粉末1gにメタノール20mLを加え、10分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液の溶媒を留去し、残留物をメタノール1mLに溶かし、試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフィー用ルテオリン1mgをメタノール1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/2-ブタノン/水/ギ酸混液(25:3:1:1)を展開溶媒として約10cm展開した後薄層板を風乾する。これに塩化鉄(III)・メタノール試液を均等に噴霧するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た暗緑色のスポットと色調及びRf値が等しい。 |
Drying loss | 15.0 %以下(6時間) |
Ash content | 8.5 %以下 |
Acid-insoluble ash | 1.0 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1478 |
Effect | 解熱、解毒、鎮痛、消炎、中枢神経抑制、好中球貧食亢進、毛細血管抵抗性増強 |
Constituent | ルテオリン、キッカノール luteolin, kikkanol |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS