CrudeDrug:Uvae Ursi Folium
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Latest revision as of 16:45, 15 August 2011
Crude-drug Top Gallery |
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
[edit] Picture
Photographs of Various Herba (by Alps Pharm. アルプス薬品) | ||||||||||||||
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ウワウルシ
ウワウルシ Bearberry Leaf | |
---|---|
Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 葉 |
Property | 本品は倒卵形~へら形を呈し、長さ1~3cm、幅0.5~1.5cm、上面は黄緑色~暗緑色、下面は淡黄緑色である。全縁で鈍頭又は円頭でときにはくぼみ、葉脚はくさび形で、葉柄は極めて短い。葉身は厚く、上面に特異な網状脈がある。折りやすい。
本品は弱いにおいがあり、味はわずかに苦く、収れん性である。本品の横切片を鏡検するとき、クチクラは厚く、さく状組織と海綿組織の柔細胞の形は類似する。維管束中には一細胞列からなる放射組織が扇骨状に2~7条走り、維管束の上下面の細胞中には、まばらにシュウ酸カルシウムの多角形の単晶及び集晶を含む。他の葉肉組織中には結晶を認めない。 |
Test | (1)塩化鉄(III)試液:本品の粉末0.5gに熱湯10mLを加え、少時振り混ぜた後、冷後、ろ過し、ろ液1滴をろ紙上に滴下し、これに塩化鉄(III)試液1滴を加えるとき、暗紫色を呈する。 (2)TLC法:本品の粉末0.2gにエタノール/水混液(7:3)10mLを加え、5分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフィー用アルブチン1mgをエタノール/水混液(7:3)1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次にギ酸エチル/水/ギ酸混液(8:1:1)を展開溶媒として約15cm展開した後、薄層板を風乾する。これに薄めた硫酸を均等に噴霧し、105℃で10分間加熱するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た黄褐色~黒褐色のスポットと色調及びRf値が等しい。 |
Drying loss | |
Ash content | 4.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 1.5 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1454 |
Effect | 尿路消毒、収斂、利尿、血小板凝集抑制、交感神経遮断活性、腸蠕動運動促進、鎮静、鎮痛、鎮痙、血液凝固抑制、抗消化性潰瘍、抗炎症、抗アレルギー、放射線障害防護 |
Constituent | アルブチン、メチルアルブチン、1,2,6-トリガロイルグルコース、1,3,6-トリガロイルグルコース、2,3,6-トリガロイルグルコース、1,2,3,6-テトラガロイルグルコース、ヒベロシド、クエルセチン arbutin, methylarbutin, 1,2,6-trigalloylglucose, 1,3,6-trigalloylglucose, 2,3,6-trigalloylglucose, 1,2,3,6-tetragalloylglucose, hyperosid, quercetin |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS