CrudeDrug:Imperatae Rhizoma
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茅根
ボウコン Imperata Rhizome | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 根茎 |
Property | 本品は細長い円柱形を呈し、径0.3~0.5cm、ときに分枝している。外面は黄白色で、わずかな縦じわ及び~3cmごとに節がある。折りにくく、折面は繊維性である。横切面は不規則な円形で、皮層の厚さは中心柱の径よりもわずかに薄く、髄の組織はしばしばうつろとなる。横切面をルーペ視するとき、皮層は黄白色で、ところどころに褐色の斑点を認め、中心柱は黄褐色である。
本品はにおいがなく、味は初めなく、後にわずかに甘い。 |
Test | Liebermann-Burchard反応:本品の粉末1gにヘキサン20mLを加え、時々振り混ぜながら30分間放置した後、ろ過する。ろ液をとり、減圧下でヘキサンを留去し、残留物を無水酢酸5mLに溶かし、その0.5mLを試験管にとり、硫酸0.5mLを穏やかに加えるとき、境界面は赤褐色を呈し、上層は青緑色~青紫色を呈する。 |
Drying loss | |
Ash content | 5.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 1.5 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1580 |
Effect | 消炎性利尿、解熱、淨血、止血 |
Constituent | シリンドリン、アルンドイン、フェルネノール、シミアレノール、イソアルボリノール、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、シュウ酸、ショ糖、グルコース、フルクトース cylindrin, arundoin, fernenol, simiarenol, isoarborinol, acetic acid, citric acid, tartaric acid, malic acid, oxalic acid, sucrose, glucose, fructose |
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References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS