CrudeDrug:Gummi Arabicum
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アラビアゴム
アラビアゴム Acacia | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 幹、枝の分泌物 |
Property | 本品は無色~淡黄褐色の透明又は多少乳濁した球状塊又は破片で、その外面に多数の割れ目があり、砕きやすく、砕面はガラス様で、しばしば光彩を現す。
本品はにおいがなく、味はないが粘滑性である。本品の粉末1.0gに水2.0mLを加えるとき、ほとんど溶けて、液は酸性を呈する。本品はエタノールにほとんど溶けない。 |
Test | TLC法:本品の粉末1gに水25mL及び硫酸1mLを加え、還流冷却器を付け、沸騰水浴中で60分間加熱する。冷後、無水炭酸ナトリウム2.0gを穏やかに加え、その液1mLにメタノール9mLを加えてよく混和し、遠心分離し、上澄液を試料溶液とする。別にD-ガラクトース10mgを水1mLに溶かしメタノールを加えて10mLとし、標準溶液(1)とする。L-アラビノース及びL-ラムノース一水和物についてそれぞれ同様に操作し、標準溶液(2)及び標準溶液(3)とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液、標準溶液(1)、標準溶液(2)及び標準溶液(3)10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次にアセトン/水混液(9:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに1-ナフトール・硫酸試液を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱するとき、試料溶液から得た3個のスポットは、標準溶液のD-ガラクトース、L-アラビノース及びL-ラムノースの各スポットと色調及びRf値が等しい。 |
Drying loss | 17.0 %以下(6時間) |
Ash content | 4.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 0.5 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1446 |
Effect | 増粘、乳化、安定 |
Constituent | アラビン酸 arabic acid |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS