CrudeDrug:Digenea
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海人草
マクリ Digenea | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 全藻 |
Property | 本品は丸いひも状を呈し、径2~3mm、暗赤紫色~暗灰赤色又は灰褐色である。不規則な二股状に数回分枝し短い毛のような小枝で覆われる。しばしば石灰藻類や小形の海藻類を付けている。
本品は海藻臭があり、味はわずかに塩辛く不快である。 |
Test | TLC法:本品5gに水50mLを加え、50~60℃で1時間浸出した後、温時ろ過する。残留物に水50mLを加え、再び50~60℃で1時間浸出した後、温時ろ過する。全ろ液を合わせ、水浴上で蒸発して約25mLとし、試料溶液とする。別にカイニン酸水和物0.05gを水10mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液20μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に水/1-ブタノール/酢酸混液(5:4:1の上層を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これにニンヒドリンの水飽和1-ブタノール溶液を均等に噴霧し、90℃で10分間加熱するとき、試料溶液及び標準溶液から得たスポットは淡黄色を呈し、それらのRf値は等しい。 |
Drying loss | 22.0 %以下 |
Ash content | |
Acid-insoluble ash | 8.0 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1589 |
Effect | 駆虫 |
Constituent | カイニン酸、アロカイニン酸、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、グルタミン酸 kainic acid, allokainic acid, arginine, aspartic acid, glycine, glutamic acid |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS