地黄 (Rehmanniae Radix)
Rehmannia glutinosa Liboschitz
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Rehmannia glutinosa Liboschitz var. purpurea Makino
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Rehmannia glutinosa Liboschitz
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地黄はゴマノハグサ科のアカヤジオウ Rehmannia glutinosa Liboschitz var. purpurea Makino または カイケイジオウ Rehmannia glutinosa Liboschitz の根を基原とする。調製方法により呼び名が異なり、それぞれ薬性・薬効が異なるとされており、また日本と中国では表記に違いもある。新鮮な根を水洗したものは日本では「生地黄(ナマジオウ)」、中国では「鮮地黄」、そのまま乾燥したものは日本では「乾地黄」、中国では修治していないとの意味で「生地黄(ショウジオウ)」または「生地(セイジ)」、蒸したものは日本・中国ともに「熟地黄(ジュクジオウ)」または「熟地(ジュクチ)」と呼ばれる。以前の市場流通品は中国産の主に河南省旧懐慶府に産するものであったが、現在は山西省の産出量が一番多い。北海道でも生地黄(ナマジオウ)の生産が行われており基原はカイケイジオウである。(より詳しく見る→栃本天海堂創立60周年記念誌)
ジオウ(またはカンジオウ)とジュクジオウの違い
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名称
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生地黄(ショウ)ジオウ |
熟地黄 ジュクジオウ
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製法
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根茎を炙って乾かしたもの |
乾燥根茎を酒を加えて蒸したのちに日干しする作業を繰り返したもの
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Picture
地黄
ジオウ Rehmannia Root
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Species * ... non-plant
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Part(s) Used
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根
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Property
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本品は、通例、細長い紡錘形を呈し、長さ5~10cm、径0.5~3.0cm、しばしば折れ、又は著しく変形している。外面は黄褐色又は黒褐色を呈し、深い縦みぞ及びくびれがある。質は柔らかく粘性である。横切面は黄褐色又は黒褐色で、皮部は木部より色が濃く、髄をほとんど認めない。
本品は特異なにおいがあり、味は初めわずかに甘く、後にやや苦い。本品の横切片を鏡検するとき、コルク層は7~15層で、皮部はすべて柔細胞からなり、外皮部に褐色の分泌物を含む細胞が散在する。木部はほとんど柔組織からなり、道管は放射状に配列し、主として網紋道管である。
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Test
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-
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Drying loss
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Ash content
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6.0 %以下
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Acid-insoluble ash
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2.5 %以下
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Pharmacopeia
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日局 16-p1512
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Effect
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止瀉、緩下、利尿、血糖降下、血流増加、血圧降下、免疫調節、変異原性抑制、抗腫瘍
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Constituent
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カタルポール、アクテオシド、レーマイオノシド、スタキオース、マンニトール catalpol, acteoside, rehmaionoside, stachyose, mannitol
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Links
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References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧