CrudeDrug:Curcumae Rhizoma

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本品は特異なにおいがあり、味はわずかに苦く刺激性で、だ液を黄色に染める。本品の横切片を鏡検するとき、最外層には通例4~10層のコルク層があるか又は部分的に残存する。皮層及び中心柱は一層の内皮で区分される。皮層及び中心柱は柔組織からなり、維管束が散在する。柔組織中には油細胞が散在し柔細胞中には黄色物質、シュウ酸カルシウムの砂晶及び単晶糊化したでんぷんを含む。
 
本品は特異なにおいがあり、味はわずかに苦く刺激性で、だ液を黄色に染める。本品の横切片を鏡検するとき、最外層には通例4~10層のコルク層があるか又は部分的に残存する。皮層及び中心柱は一層の内皮で区分される。皮層及び中心柱は柔組織からなり、維管束が散在する。柔組織中には油細胞が散在し柔細胞中には黄色物質、シュウ酸カルシウムの砂晶及び単晶糊化したでんぷんを含む。
 
|constituentJ=クルクミン、ツルメロン
 
|constituentJ=クルクミン、ツルメロン
|constituentE=curcumin
+
|constituentE=curcumin, turmerone
|testJ=Liebermann-Burchard反応(トリテルペルノイドおよびフィトステロール)
+
|testJ=(1)TLC法:本品の粉末0.5gにメタノール20mLを加え、15分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。この液につき薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液5μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/ヘキサン/酢酸混液(70:30:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾するとき、Rf値0.4付近に黄色のスポットを認める。<br>(2)本品の粉末0.2gにメタノール/酢酸混液125mLを加えて20分間振り混ぜ、遠心分離する。上澄液につき、定量法を準用して試験を行い、クルクミン、デメトキシクルクミン及びビスデメトキシクルクミンのピーク面積を測定するとき、クルクミンのピーク面積はデメトキシクルクミンのピーク面積より大きく、ビスデメトキシクルクミンのピーク面積の0.69倍より大きい。
|pharmacopeiaJ=1180
+
|pharmacopeiaJ=1452
 
|effectJ=利胆、芳香性健胃、胆汁分泌促進、抗菌
 
|effectJ=利胆、芳香性健胃、胆汁分泌促進、抗菌
 
|usageJ=肝炎、胆道炎、胆石症、カタル性黄胆などに用い、また止血、通経薬として、吐血、尿血、経閉痛、胸脇部の痛み、腹痛などに応用する。
 
|usageJ=肝炎、胆道炎、胆石症、カタル性黄胆などに用い、また止血、通経薬として、吐血、尿血、経閉痛、胸脇部の痛み、腹痛などに応用する。

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鬱金

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

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中黄膏 (チュウオウコウ)  薏苡附子敗醤散 (ヨクイブシハイショウサン)  

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