CrudeDrug:Senegae Radix

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|familyE=Polygalaceae
 
|familyE=Polygalaceae
 
|partUsedJ=根
 
|partUsedJ=根
|propertyJ=細長い円錐形。側根はねじれて屈曲。
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|propertyJ=本品は細長い円錐形を呈し、多くは分枝し、長さ3~10cm、主根の径は0.5~1.5cmである。外面は淡灰褐色~灰褐色を呈し、多くの縦じわがあり、ときにはねじれた隆起線がある。根頭部は塊状で、茎の残基及び赤色の芽を付けることがある。分枝した側根はねじれて屈曲する。横切面の皮部は灰褐色、木部は類黄白色で、通例、円形であるが、ときにはくさび形~半円形に欠け込み、その反対側の皮部は厚くなる。
 +
本品はサリチル酸メチル様の特異なにおいがあり、味は初め甘く、後にえぐい。本品の横切面を鏡検するとき、主根部ではコルク層は数層の淡褐色のコルク細胞からなり、二次皮部は1~3列の放射組織をはさんで柔細胞及び師管からなる。木部の放射組織は明瞭ではない。本品の柔細胞は油滴状の内容物を含むが、でんぷん粒及びシュウ酸カルシウムの結晶を含まない。
 
|constituentJ=セネギン
 
|constituentJ=セネギン
 
|constituentE=senegin
 
|constituentE=senegin
|testJ=起泡試験、吸光度測定(317nm)
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|testJ=()起泡試験:本品の粉末0.5gに水10mLを加え、激しく振り混ぜるとき、持続性の微細な泡を生じる。<br>(2)紫外可視吸光度測定法:本品の粉末0.5gに水30mLを加えて15分間振り混ぜた後、ろ過する。ろ液1mLに水50mLを混和した液につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、波長317nm付近に吸収の極大を示す。
|pharmacopeiaJ=1228
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|pharmacopeiaJ=1530
 
|effectJ=去痰
 
|effectJ=去痰
|usageJ=去痰薬
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|usageJ=去痰薬。
 
|dryingLoss=13.0 %以下(6時間)
 
|dryingLoss=13.0 %以下(6時間)
 
|ashContent=5.0 %以下
 
|ashContent=5.0 %以下
 
|AIA=2.0 %以下
 
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Latest revision as of 12:35, 16 August 2011

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セネガ

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

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