CrudeDrug:Coptidis Rhizoma
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Revision as of 22:14, 4 November 2010
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General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
黄連 (Coptidis Rhizoma)
黄連はキンポウゲ科のオウレン Coptis japonica Makinoなどの根茎を基原とする。根茎が連珠のような形態で色が黄色いことから黄連の名がついた。日本では古くから山の林間を利用した山栽培が行なわれ、民間薬にも使われた生薬で、過去には中国にも輸出されたことがある。しかし近年、日本の生産農家が減少し、日本市場において日本産はわずかに流通するのみであり、中国産が大半を占める。黄連の成長は1節1年といわれ、根茎が珠を連ねたように長くなるには、長い年月が必要である。 オウレンは葉が出る前の春先に茎を伸ばした先に花が咲き、その後葉が出てくる。
Picture
Photographs of Coptis Rhizome (オウレン) (by Alps Pharm. アルプス薬品) | ||||||
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黄連
オウレン Coptis Rhizome | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 根を除いた根茎 |
Property | 角質。弱臭。わずかに甘い。 |
Test | TLC法(メタノール抽出液、黄色~黄緑色スポット、ベルベリン)、塩酸・過酸化水素試液(赤紫色、ベルベリン) |
Drying loss | 11.0 %以下(105℃,6時間) |
Ash content | 4.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | 1.0 %以下 |
Pharmacopeia | 日局 16-p1187 |
Effect | 消炎性苦味健胃、鎮静、鎮痙、止瀉、抗消化性潰瘍、血圧降下、動脈硬化予防、抗炎症、免疫賦活、抗菌 |
Constituent | ベルベリン、パルマチン、コプチン、マグノフロリン、フェルラ酸 berberine |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS