Species:Dianthus
Scientific Classification (based on APG-II and Taxonomicon) | |
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division Jpn. 門 | Tracheophyta 維管束植物門 |
class Jpn. 綱 | Magnoliopsida モクレン綱 |
subclass Jpn. 亜綱 | Caryophyllidae ナデシコ亜綱 |
order Jpn. 目 | Caryophyllales ナデシコ目 |
suborder Jpn. 亜目 | [[:Category:|]] |
infraorder Jpn. 下目 | [[:Category:|]] |
parvorder Jpn. 小目 | [[:Category:|]] |
superfamily Jpn. 上科 | [[:Category:|]] |
family Jpn. 科 | Caryophyllaceae ナデシコ科 |
subfamily Jpn. 亜科 | [[:Category:|]] |
tribe Jpn. 族 | [[:Category:|]] |
subtribe Jpn. 亜族 | [[:Category:|]] |
genus Jpn. 属 | Dianthus |
Scientific Names and Images 学名と画像
With permission from Shigenobu AOKI (Botanical Garden). Japanese names are links to pictures. (和名が画像へのリンク)
- Dianthus barbatus アメリカナデシコ(亜米利加撫子)、ヒゲナデシコ(髭撫子)、ビジョナデシコ(美女撫子)
- Dianthus caryophyllus カーネーション
- Dianthus chinensis カラナデシコ(唐撫子)、セキチク(石竹)
- Dianthus superbus var. longicalycinus カワラナデシコ(河原撫子)、ナデシコ(撫子)、ヤマトナデシコ(大和撫子)
- Dianthus knappii キバナナデシコ(黄花撫子)
- Dianthus superbus var. speciosus タカネナデシコ(高嶺撫子)
- Dianthus chinensis var. senperflorens トコナツ(常夏)
- Dianthus japonicus ナツナデシコ(夏撫子)、ハマナデシコ(浜撫子)、フジナデシコ(藤撫子)
Family/Genus Description
For comprehensive information, visit Dianthus page. (BY Shigeharu Okamoto)
- Dianthus L.
&ナデシコ科 【属名】ディアンツス;ディアンサス;ナデシコ属 pink; pinks; carnation; flower of the gods 約300種があり、地中海沿岸を中心とする旧世界に分布する。常緑・半常緑の、一・二・多年草。主として夏に咲く花を観賞する。 &Dianthus alpinus &ナデシコ科 オヤマナデシコ Alpine pink アルプス東部に分布。マットを形成する常緑多年草。夏、桃色から深紅色をした、比較的大きな丸い花が咲く。 &Dianthus amurensis &ナデシコ科 アムールナデシコ &Dianthus arenarius &ナデシコ科 サンド・ピンク sand pink; stone pink ヨーロッパ北部からシベリアにかけて分布。マット状に広がる。花は芳香があり、純白で、花弁が羽状に細裂する。花期は5~6月。 &Dianthus armeria &ナデシコ科 ノハラナデシコ;アルメリアナデシコ Deptford pink 常緑多年草。全体が毛で覆われ、叢生する。葉は暗緑色で対生し線形~細い三角形。花は香りがなく径10~15mmで、明桃~赤桃色。 &Dianthus barbatus &ナデシコ科 ビジョナデシコ;ヒゲナデシコ;アメリカナデシコ sweet William; sweetwilliam ヨーロッパ東部・南部に分布。二年草。初夏に、覆輪で目をもつ平たい花が、大きな塊になって咲く。多数の園芸品種があり、花色が豊富で開花期が長い。 &Dianthus carthusianorum &ナデシコ科 ホソバナデシコ Carthusian pink; clusterhead pink; clusterhead ヨーロッパ西部・南部・中央部・エジプトに分布する多年草。花茎は直立し、節間が長い。葉は線形で先細りになる。花は濃桃~紫色まれに白で径18~20mm。 &Dianthus caryophyllus &ナデシコ科 カーネーション;オランダセキチク;アンジャベル carnation; gilly flower; border carnation; cottage pink; clove pink; gillyflower 常緑多年草。主に夏に開花する。 &Dianthus chinensis;Dianthus sinensis &ナデシコ科 セキチク(石竹);トウナデシコ;カラナデシコ Indian pink; annual pink; Chinese pink; rainbow pink; Japanese pink 中国原産の多年草。秋蒔き一年草として栽培される。夏~初秋、筒形で花弁の開いた、一重または八重の花が咲く。 &Dianthus cvs. #1 &ナデシコ科 ナデシコ pink 常緑多年草。主として夏に咲く花を観賞する。花壇用・切り花用として、多数の品種がある。 &Dianthus cvs. #2 &ナデシコ科 ボーダーカーネーション border carnation 一年草または常緑多年草。夏に一斉に開花する。芳香のある品種も多い。 &Dianthus cvs. #3 &ナデシコ科 四季咲きカーネーション perpetual-flowering carnation 常緑多年草。切り花用として多く栽培される。 &Dianthus deltoides &ナデシコ科 ヒメナデシコ maiden pink 北西ヨーロッパ産。常緑多年草。全体が細毛に覆われ、花の咲かない繁殖用の枝と、直立する花茎がある。葉は対生し線形か長楕円形。花は香りがなく濃いピンクで径15~20mm。ロックガーデン向き。 &Dianthus glacialis &ナデシコ科 ヒョウガナデシコ(氷河撫子) glacier pink &Dianthus gratianopolitanus;Dianthus caesius &ナデシコ科 チェダーピンク Cheddar pink 常緑多年草。無毛でやや灰色を帯びる。匍匐性の発育枝と直立した花茎に分かれる。芳香のある花はピンクで径20~30mm。花弁の縁は鋸歯状。 &Dianthus japonicus &ナデシコ科 ハマナデシコ(浜撫子);フジナデシコ(藤撫子);ナツナデシコ[俗称] 本州中南部に分布。茎が剛直で節間が短く、厚みのある長楕円形の照葉と、束生状の集散花序にやや淡い紅紫色の花を真夏につけるのが特徴。 &Dianthus knappii &ナデシコ科 ホタルナデシコ;ナッピー yellow pink ヨーロッパ中・東部に分布する多年草。斜上して高さ30~40cm。花は茎頂の数節に集合してつき、径約1cm、本属中唯一の淡黄色。花期は5月下旬。 &Dianthus plumarius;Dianthus lumnitzeri &ナデシコ科 タツタナデシコ;トコナデシコ border pink; cottage pink; single cottage pink; grass pink; feathered pink; wild pink; pink ヨーロッパ東部から南部にかけて分布する多年草。古い茎は木質化し、毎年新梢を出して叢生する。葉は線形で、白粉を帯び灰緑色。花は芳香があり径3~5cm、弁縁は細裂し、白色~濃桃色、中心部に濃色斑がある。花期は春。 &Dianthus shinanensis &ナデシコ科 シナノナデシコ;ミヤマナデシコ &Dianthus superbus &ナデシコ科 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子);エゾノカワラナデシコ large pink; superb pink ヨーロッパからアジア北部、北海道・本州中部以北に分布する多年草。 &Dianthus superbus var.longicalicinus;Dianthus superbus f.longicalycinus &ナデシコ科 カワラナデシコ(河原撫子);ナデシコ;ヤマトナデシコ(大和撫子);トコナツ(常夏) 日本全土で普通に見られる。高さ30~80cm。秋に淡紅色の花をまばらにつけ、比較的長く咲き続ける。慎ましやかな風情から、日本女性の美称と結びつけられた。 &Dianthus superbus var.speciosus &ナデシコ科 タカネナデシコ(高嶺撫子);クモイナデシコ(雲居撫子);オノエナデシコ;シモフリナデシコ 高さ30cm以下。花は紅色・淡紅色・白色など。山草として素朴さが好まれる。 &Dianthus x isensis;Dianthus chinensis var.laciniatus &ナデシコ科 イセナデシコ(伊勢撫子);ゴショナデシコ(御所撫子);オオサカナデシコ(大阪撫子);サツマナデシコ(薩摩撫子) 四季咲き性のセキチクとカワラナデシコの雑種から改良されたものといわれる。薩摩から大阪を経て伊勢(松坂)へ伝来した。花弁が細裂し縮れて、長く下垂するのが特徴。