CrudeDrug:Opium
From Metabolomics.JP
(Difference between revisions)
Line 21: | Line 21: | ||
|pharmacopeiaJ=1445 | |pharmacopeiaJ=1445 | ||
|effectJ=鎮痛 | |effectJ=鎮痛 | ||
− | |usageJ= | + | |usageJ=鎮痛薬、鎮咳薬、鎮痙薬。 |
|dryingLoss= | |dryingLoss= | ||
|ashContent= | |ashContent= | ||
|AIA= | |AIA= | ||
}} | }} |
Revision as of 16:22, 15 August 2011
Crude-drug Top Gallery |
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
阿片
アヘン Opium | |
---|---|
Species * ... non-plant |
|
Part(s) Used | 滲出物 |
Property | 本品は黄褐色~暗褐色の粉末である。 |
Test | (1)TLC法:本品0.1gに薄めたエタノール5mLを加え、10分間超音波処理した後、薄めたエタノールを加えて10mLとする。この液をろ過し、ろ液を試料溶液とする。別に「モルヒネ塩酸塩水和物」25mg、「コデインリン酸塩水和物」12mg、「パパベリン塩酸塩」2mg及び「ノスカピン塩酸塩水和物」12mgをそれぞれ薄めたエタノール25mLに溶かし、標準溶液(1)、標準溶液(2)、標準溶液(3)及び標準溶液(4)とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び各標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次にアセトン/トルエン/エタノール/アンモニア水混液(20:20:3:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これにドラーゲンドルフ試液を均等に噴霧するとき、試料溶液から得たスポットは、標準溶液(1)、標準溶液(2)、標準溶液(3)及び標準溶液(4)から得たそれぞれのスポットと色調及びRf値が等しい(モルヒネ、コデイン、パパベリン、ノスカピン)。
(2)塩化鉄(III)試液:本品0.1gに水5mLを加え、5分間振り混ぜた後、ろ過する。ろ液に塩酸ヒドロキシアンモニウム溶液1mL及び塩化鉄(III)試液1滴を加えて振り混ぜるとき、液は赤褐色を呈する。この液に、直ちにジエチルエーテル5mLを加えて振り混ぜるとき、ジエチルエーテル層は赤紫色を呈しない(メコン酸)。 |
Drying loss | |
Ash content | |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p1445 |
Effect | 鎮痛 |
Constituent | モルフィン、コデイン、パパベリン、ノスカピン morphine, codeine, papaverine, noscapine |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS