CrudeDrug:Corni Fructus

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|familyE=Cornaceae
 
|familyE=Cornaceae
 
|partUsedJ=果実の果肉
 
|partUsedJ=果実の果肉
|propertyJ=柔軟。わずかに甘く酸味。
+
|propertyJ=本品は偏圧された長楕円形を呈し、長さ1.5~2cm、幅約1cmである。外面は暗赤紫色~暗紫色でつやがあり、粗いしわがあり、真正果実を抜き取った裂け目がある。一端にがくの跡及び他端に果柄の跡がある。質は柔軟である。
|constituentJ=ロガニン、モロニシド、スウェロシド、ウルソール酸、オレアノール酸、トラパイン、テリマグランジンI、イソテルケビン
+
本品は弱いにおいがあり、酸味があって、わずかに甘い。
|constituentE=loganin
+
|constituentJ=ロガニン、モロニシド、スウェロシド、ウルソール酸、オレアノール酸、トラパイン、テリマグランジンI
|testJ=TLC法(メタノール抽出液、赤紫色スポット、ロガニン)
+
|constituentE=loganin, morronisid, sweroside, ursolic acid, oleanolic acid, trapain, tellimagrandin I
|pharmacopeiaJ=1219
+
|testJ=TLC法:本品の粗切1gにメタノール10mLを加え、5分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフィー用ロガニン1mgをメタノール2mLに溶かし標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/水/ギ酸混液(6:1:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに4-メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た赤紫色のスポットと色調及びRf値が等しい。
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|pharmacopeiaJ=1509
 
|effectJ=滋養、強壮、収斂
 
|effectJ=滋養、強壮、収斂
 
|usageJ=補腎、盗汗、頻尿、腰膝の疼痛、月経不止などに応用する。
 
|usageJ=補腎、盗汗、頻尿、腰膝の疼痛、月経不止などに応用する。

Revision as of 11:43, 16 August 2011

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Photographs of Corni_Fructus (サンシュユ) (by Alps Pharm. アルプス薬品)
Alps:Corni Fructus.jpg
1. China Henan 河南 2. China Zhejiang 浙江
3. China Hubei 湖北 4. Korea 韓国

山茱萸

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

知柏地黄丸 (チバクジオウガン)  牛車腎気丸 (ゴシャジンキガン)  八味丸 (ハチミガン)  八味地黄丸 (ハチミジオウガン)  杞菊地黄丸 (コギクジオウガン)  味麦地黄丸 (ミバクジオウガン)  六味丸 (ロクミガン)  

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