CrudeDrug:Coicis Semen
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|testJ=ヨウ素試液：本品の横断面にヨウ素試液を滴加するとき、内乳は暗赤褐色、胚盤は暗灰色を呈する。 | |testJ=ヨウ素試液：本品の横断面にヨウ素試液を滴加するとき、内乳は暗赤褐色、胚盤は暗灰色を呈する。 | ||
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Latest revision as of 11:19, 7 October 2016
| Crude-drug Top Gallery |
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
薏苡仁
| ヨクイニン Coix Seed | |
|---|---|
| Species * ... non-plant |
|
| Part(s) Used | 種子 |
| Property | 本品は卵形～広卵形を呈し、長さ約6mm、幅約5mm、両端はややくぼみ、背面は丸くふくれ、腹面の中央には縦に深いみぞがある。背面はほぼ白色、粉質で、腹面のみぞに褐色膜質の果皮及び種皮が付いている。横切面をルーペ視するとき、腹面のくぼみには淡黄色の胚盤がある。質は堅い。
本品は弱いにおいがあり、味はわずかに甘く、歯間に粘着する。 |
| Test | ヨウ素試液：本品の横断面にヨウ素試液を滴加するとき、内乳は暗赤褐色、胚盤は暗灰色を呈する。 |
| Drying loss | 14.0 %以下（6時間） |
| Ash content | 3.0 %以下 |
| Acid-insoluble ash | |
| Pharmacopeia | 日局 16-p1592 |
| Effect | いぼとり、利尿、消炎、鎮痛（身体痛など）、皮膚のあれの改善、強壮、排膿 |
| Constituent | コイキセロニド、パルミチン酸、ステアリン酸、コイキサンA、コイキサンC coixenolide, palmitic acid, stearic acid, coixan A, coixan C |
| Links | |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧
腸廱湯 (チョウヨウトウ) 参苓白朮散 (ジンリョウビャクジュツサン) 桂枝茯苓丸料加薏苡仁 (ケイシブクリョウガンリョウカヨクイニン) 麻杏薏甘湯 (マキョウヨクカントウ) 竜胆瀉肝湯 (リュウタンシャカントウ) 騰竜湯 (トウリュウトウ) 薏苡附子敗醤散 (ヨクイブシハイショウサン) 薏苡仁湯 (ヨクイニントウ)
[edit] 歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載
利用する場合は以下を引用してください。
- 矢作 忠弘，石内勘一郎，渥美 聡孝，三宅 克典，森永 紀，伏見 裕利，大山 雅義，森川 敏生，田中 謙，有田 正規，牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
| 番号 | 書名 | 出版年 | 記載 |
|---|---|---|---|
| 3 | 局方医薬品承認申請の手引き | 1980 | 【効能または効果】いぼ、皮膚のあれ No.2369 |
| 4 | 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて（2015年12月25日薬生審査発） | 2015 | いぼ?A皮膚（肌）のあれ |
| 5 | JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) | 1961 | 【適用】 消炎、利尿、排膿、鎮痛、浮腫などに、またリュウマチ、神経痛などの身体のとう痛、いぼとりや皮膚のあれるのに用い、滋養、強壮薬にも用いられる (略) 。 2-529 |
| 6 | JP8 解説書 | 1971 | 【適用】 消炎、利尿、排膿、鎮痛、浮腫の目的で、またリウマチ、神経痛などの身体の疼痛、いぼとりや皮膚のあれるのに用い、滋養、強壮薬にも用いられる (略)。 2-624 |
| 7 | JP9 解説書 | 1976 | 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 漢方では、利尿、消炎、鎮痛、排膿の目的で、浮腫、リウマチ・神経痛などの身体疼痛、化膿症などに方剤として用いられる。また民間療法としていぼとりや皮膚のあれるのに用い、滋養、強壮薬にも用いられる (略)。 D-899 |
| 8 | JP10 解説書 | 1981 | 【適用】 漢方処方用薬であるが、民間療法として、いぼやはだあれに煎用する (略) か又は粉末を服用する (略)。 漢方方剤: (略) D-920 |
| 9 | JP11 解説書 | 1986 | 【本質】 生薬、外皮用薬 (疣贅) 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 。 (略)。 漢方処方: (略) D-977 |
| 10 | JP12 解説書 | 1991 | 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 食前又は食間に3分服する。 (略) 漢方処方: (略) D-983 |
| 11 | JP13 解説書 | 1996 | 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 食前又は食間に3分服する。 (略) 漢方処方: (略) D-1091 |
| 12 | JP14 解説書 | 2001 | 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 食前又は食間に3分服する。 (略) 漢方処方: (略) D-1168 |
| 13 | JP15 解説書 | 2006 | 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 食前又は食間に3分服する。 (略) 漢方処方: (略) D-662 |
| 14 | JP16 解説書 | 2011 | 【適用】 漢方処方用薬であり、解熱鎮痛消炎薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、民間療法として、いぼや肌あれに煎用するか又は粉末を服用する。 いぼ、皮膚のあれに、(略) 食前又は食間に3分服する。 (略) 漢方処方: (略) D-793 |
| 15 | 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き（厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月） | 2007 | 肌荒れやいぼに用いられる（P. 177）。 |
| 19 | 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 | 1887 | 記載なし |
| 20 | 『生藥學』第５版 下山順一郎 | 1901 | 記載なし |
| 21 | 『簡明生藥學』島崎健造 | 1909 | 記載なし |
| 22 | 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 | 1913 | 記載なし |
| 23 | 『生藥學』第１３版 下山純一郎 朝比奈泰彦 | 1916 | 記載なし |
| 24 | 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 | 1931 | 正P50: 利尿、鎮咳、鎮痙薬として呼吸器病の咳嗽を止め、浮腫を去り、筋の拘攣を治す。（中略）又疣取薬として、粉末若しくは煎汁を服用すれば奏効あり。 |
| 25 | 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 | 1933 | P294: 栄養料とす。 |
| 26 | 『生藥學』第２０版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1934 | 記載なし |
| 27 | 『生藥學』第２７版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1943 | 記載なし |
| 28 | 『生藥學教科書』木村康一 | 1949 | 記載なし |
| 29 | 『最新生薬学』刈米達夫 | 1949 | 記載なし |
| 30 | 『生薬学』三橋博、醫學書院 | 1958 | 記載なし |
| 31 | 『生薬学』第４版、藤田路一 | 1963 | 記載なし |
| 32 | 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 | 1965 | P142: 民間: 疣とり（（略）、煎、内服、外用）。漢方: 利尿、消炎、排膿、鎮痛剤。?苡仁湯など |
| 33 | 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 | 1966 | P90: 利尿、消炎、排膿、鎮痛剤 |
| 34 | 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 | 1967 | P162: (1)栄養剤。(2)利尿作用があるので、浮腫、脚気、腎・膀胱結石、神経痛、咳嗽に用いる。(3)筋肉痙れんのときの鎮痛鎮痙剤。(4)イボ(青年性疣のように扁平軟質なもの)、皮膚のあれに用いる。(5)癰(よう)に用いる。 |
| 35 | 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 | 1971 | P280: 外用および内用により伝染性の疣を治療する効がある。利尿、消炎作用があり処方に用いられるほか、各処方の加味薬として体質を変える目的で使用される。 |
| 36 | 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 | 1973 | P252: 外用および内用により伝染性の疣（いぼ）を治療する効がある。利尿、消炎の作用があり処方に用いられるほか、各処方の加味薬として体質を変える目的で使用される。 |
| 37 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1975 | 記載なし |
| 38 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1976 | 記載なし |
| 39 | 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 | 1978 | P270: 漢方では利尿、消炎、鎮痛、排膿などの目的で用いられる。 伝染性のイボ治療に内用、外用して効があるとされる。 民間で皮膚の荒れや、滋養、強壮薬とする。 |
| 40 | 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 | 1978 | P136: 消炎、利尿、排膿、鎮痛、浮腫、いぼとり、皮膚のあれ、滋養、強壮。 |
| 41 | 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 | 1978 | P83: 漢方に用いられ、利尿、消炎、排膿、鎮痛薬として処方される。民間薬としてイボ取り、皮膚の荒れを防ぎ、または強壮薬として用いられる(1日10?30 gを煎剤とする)。 |
| 42 | 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 | 1980 | P145: 利尿、消炎、抗腫瘍 |
| 43 | 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 1982 | P284: 滋養、強壮薬。いぼとりや肌荒れに用いる。漢方では利尿、消炎、鎮痛、排膿の目的に用いる。 |
| 44 | 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1984 | P392: 効能記載なし P392(ヨクイニン末): 漢方で利尿薬(むくみ、筋肉痛、下痢、化膿症などに)として処方。いぼまたは肌荒れに単独服用。 |
| 45 | 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 | 1987 | P173: (1)栄養剤。(2)利尿作用があるので、浮腫、脚気、腎・膀胱結石、神経痛、咳嗽に用いる。(3)筋肉痙れんのときの鎮痛鎮痙剤。(4)イボ(青年性疣のように扁平軟質なもの)、皮膚のあれに用いる。(5)癰(よう)に用いる。 |
| 46 | 『コメンタリー局方生薬』 第２版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1987 | P438: 効能記載なし P440(ヨクイニン末): 漢方で利尿薬(むくみ、筋肉痛、下痢、化膿症などに)として処方。いぼまたは肌荒れに単独服用。 |
| 47 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第３版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 1989 | P255: 漢方で利尿、消炎、鎮痛、排膿などを目的として?苡仁湯などに配合される。また民間薬として、いぼとり、肌荒れや滋養、強壮薬に用いる。 |
| 48 | 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 | 1990 | P329: 利尿、排膿、消炎、鎮痛、滋養、強壮薬。また、民間的にイボ取り薬とする。 |
| 49 | 『生薬学改訂第４版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 | 1992 | P256: 漢方で利尿、消炎、鎮痛、排膿などを目的として麻杏?甘湯、?苡仁湯などに配合される。また、民間薬として、いぼとり、肌あれや滋養、強壮薬に用いる。 |
| 50 | 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 | 1993 | P181: 漢方では利水滲湿として解熱・鎮痛・消炎薬などに配合。清熱、排膿、除痺、健脾止瀉などにも効ありとする。民間薬ではいぼや肌荒れ、魚の目などに内服する。 |
| 51 | 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 | 1997 | P231: 漢方処方用薬(解熱・鎮痛・消炎薬とみなされる処方に配合)。民間療法薬としていぼや肌荒れ。 |
| 52 | 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 | 1997 | P145: 消炎、利尿、鎮痛、排膿の目的に、浮腫、リウマチ、神経痛、疼痛、可能などに用いられる。また青年性扁平疣贅、尋常性疣贅、伝染性軟属腫の治療に用いられている。 |
| 53 | 『生薬学概論（改訂第3版）』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 | 1998 | P329: 利尿、排膿、消炎、鎮痛、滋養、強壮薬。また、民間的にイボ取り薬とする。 |
| 54 | 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 2001 | P277: 滋養、強壮薬。いぼとりや肌荒れに用いる。漢方では利尿、消炎、鎮痛、排膿の目的に用いる。 |
| 55 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第６版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 2002 | P297: 漢方で利尿、消炎、鎮痛、排膿などを目的として?苡仁湯などに配合される。また民間薬として、いぼとり、肌荒れや滋養、強壮薬に用いる。 |
| 56 | 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 | 2002 | P156: 消炎、排膿、利尿、解熱、いぼとり |
| 57 | 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 | 2003 | P216: ?苡仁は関節リウマチ、神経痛などの身体の疼痛や浮腫などの治療を目的とした漢方処方に配合される他、民間薬的にイボ取りに用いられ、抗炎症作用や抗疣贅作用の他、抗腫瘍作用が証明されている。 |
| 58 | 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 | 2004 | P115: 滋養・強壮薬、いぼ取りや肌荒れに用いられる。漢方では利尿、消炎、鎮痛、排膿の目的に用いる。配合処方: 桂枝茯苓丸料加?苡仁、参苓白朮散、麻杏?甘湯、?苡仁湯。 |
| 59 | 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 | 2004 | P103: 消炎、利尿、鎮痛、排膿薬として浮腫や関節痛、身体疼痛、化膿性の疾患に用いる。また、滋養、強壮薬とする。民間薬としていぼ取り、肌荒れに使われる。処方例: ?苡仁湯 |
| 60 | 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 | 2005 | P57: 滋養強壮、利尿、鎮痛鎮痙薬。いぼ、肌荒れ、癰などに内服または外用する。漢方では利水滲湿、清熱排膿薬として配合される。 |
| 61 | 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 | 2006 | P238: （略）漢方では消炎薬、利尿薬、鎮痛薬、鎮痙薬、健胃薬、強壮薬などに用いる。民間では、イボ、肌荒れなどに用いる。 |
| 62 | 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 | 2007 | P306: 漢方では、利尿し水腫を除き下痢を止める、?血を除き、いぼをとり肌を潤す、肺の気を調え咳嗽を治す、利尿を促し関節痛や関節の水腫を除くなどの薬能がある。水様性下痢、神経痛、リウマチ、関節痛、四肢筋肉の痙攀、水腫、脚気などを主治する。解熱鎮痛消炎薬、利尿薬とみなされる処方に配剤される。疣贅(いぼ)や肌荒れに煎用するかまたは粉末を服用する。 |
| 63 | 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS | 2007 | P84: 滋養、強壮、いぼとり、抗肌荒れ。漢方では、利尿、消炎、鎮痛、排膿のために用いられてきた。 |
| 64 | 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 | 2008 | P84: 消炎、鎮痛、滋養、強壮、いぼ取り、肌荒れなど。漢方処方: 麻杏?甘湯、?苡仁湯など |
| 65 | 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 | 2009 | P228: 血糖降下、抗腫瘍作用。（中）利水滲湿薬。方剤: 参苓白朮散、麻杏?甘湯、?苡仁湯。 |
| 66 | 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 | 2012 | 記載なし |
| 67 | 『新訂生薬学 改訂第７版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 | 2012 | P177: 解熱鎮痛消炎薬。民間でいぼや肌荒れに煎用する。または粉末を服用する。 |
| 68 | 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 | 2015 | P399: 民間ではいぼや肌荒れによいとして単味で煎用するほか､漢方でもわずかながら用いる。 |
| 73 | 青本「化学」、薬学ゼミナール | 2016 | P575: 鎮痛、消炎、いぼとり、抗肌荒れ、強壮、利尿 |
| 74 | コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール | 2014 | 記載なし |
