CrudeDrug:Ophiopogonis Tuber

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|familyE=Liliaceae
 
|familyE=Liliaceae
 
|partUsedJ=根の肥大部
 
|partUsedJ=根の肥大部
|propertyJ=弱臭。やや甘い粘着性。
+
|propertyJ=本品は紡錘形を呈し、長さ1~2.5cm、径0.3~0.5cm、一端はややとがり、他端はやや丸みを帯びる。外面は淡黄色~淡黄褐色で、大小の縦じわがある。折るとき皮層は柔軟であるがもろく、中心柱は強じんである。皮層の折面は淡黄褐色を呈し、やや半透明で粘着性がある。
|constituentJ=オフィオポゴニン、オフィオポゴノン、メチルオフィオポゴノン、オフィオポゴナノン、β-シトステロール、スチグマステロール、β-シトステロールグルコシド
+
本品はわずかににおいがあり、味はわずかに甘く、粘着性である。本品の横切片を鏡検するとき、表皮に内接して4~5層の褐色の細胞からなる根被が認められ、その内側に1層の外皮、更にその内側には柔細胞からなる皮層がある。内皮は明瞭で、放射中心柱には約20個の原生木部がある。皮層柔組織中にはシュウ酸カルシウムの柱状晶及び束針晶が含まれ、外皮には油滴が認められる。
|constituentE=ophiopogonin
+
|constituentJ=オフィオポゴニン、オフィオポゴノン、メチルオフィオポゴナノン、オフィオポゴナノン、β-シトステロール、スチグマステロール、β-シトステロールグルコシド
 +
|constituentE=ophiopogonin, ophiopogonone, methylophiopogonanone, ophiopogonanone, beta-sitosterol, stigmasterol, beta-sitosterolglucoside
 
|testJ=-
 
|testJ=-
|pharmacopeiaJ=1255
+
|pharmacopeiaJ=1564
 
|effectJ=鎮咳、止渇、去痰
 
|effectJ=鎮咳、止渇、去痰
 
|usageJ=-
 
|usageJ=-

Revision as of 17:42, 16 August 2011

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General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines


麦門冬

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

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