CrudeDrug:Polyporus

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|57 = P184: 漢方では、利水を目的に配合される。
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|58 = P82: 解熱、消炎、利尿、抗腫瘍性。配合処方: 胃苓湯、茵?五苓散、五苓散、柴苓湯、四苓湯、猪苓湯など
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|59 = P83: 利水、解熱、止渇作用があり、口渇、浮腫、小便不利などに応用する。処方例: 胃苓湯、茵?五苓散、五苓散、柴苓湯、猪苓湯
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|62 = P111: もっぱら漢方に使い、口渇を止め、利尿し湿を除く薬能がある。小便不利、水腫、脚気、下痢、淋濁、帯下などを主治する。利尿薬とみなされる漢方処方に配剤されている。
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|63 = P274: 消炎、解熱、止渇、利尿薬、抗腫瘍効果のため用いられる。
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|73 = P577: 利尿、
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Gallery 		General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines

Contents

[edit] Picture

Photographs of Polyporus Sclerotium (チョレイ) (by Alps Pharm. アルプス薬品)
Alps:Polyporus.jpg
1. China Shanxi 陝西 2. China Yunnan 雲南
3. China Gansu 甘粛 4. Japan Fukui 福井

猪苓

Large Pic by NTS
チョレイ Polyporus Sclerotium
Species
* ... non-plant
  • Polyporus umbellatus Fries
    チョレイマイタケ   タマチョレイタケ属
    猪苓舞茸
    Chuling Polyporus
Part(s) Used 菌核
Property 本品は不整の塊状を呈し、通例、長さ5～15cmである。外面は黒褐色～灰褐色を呈し、多数のくぼみと粗いしわがある。折りやすく、折面はやや柔らかくコルク様で、ほぼ白色～淡褐色を呈し、内部には白色のまだら模様がある。質は軽い。

本品はにおい及び味がない。

Test 硫酸添加：本品の粉末0.5gにアセトン5mLを加え、水浴上で振り混ぜながら2分間加温した後、ろ過し、ろ液を蒸発乾固し、残留物を無水酢酸5滴に溶かし、硫酸1滴を加えるとき、液は赤紫色を呈し、直ちに暗緑色に変わる。
Drying loss
Ash content 16.0 %以下
Acid-insoluble ash 4.0 %以下
Pharmacopeia 日局 16-p1550
Effect 利尿、解熱、止渇
Constituent エルゴステロール、ビオチン、2-ヒドロキシテトラコサン酸
ergosterol, biotin, 2-hydroxytetracosanoic acid
Links

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

分消湯 (ブンショウトウ)  猪苓湯 (チョレイトウ)  猪苓湯合四物湯 (チョレイトウゴウシモツトウ)  五苓散 (ゴレイサン)  五苓湯 (ゴレイトウ)  茵蔯五苓散 (インチンゴレイサン)  胃苓湯 (イレイトウ)  実脾飲 (ジッピイン)  浄腑湯 (ジョウフトウ)  柴苓湯 (サイレイトウ)  四苓湯 (シレイトウ)  

[edit] 歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘，石内勘一郎，渥美 聡孝，三宅 克典，森永 紀，伏見 裕利，大山 雅義，森川 敏生，田中 謙，有田 正規，牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 記載なし
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて（2015年12月25日薬生審査発） 2015 記載なし
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【適用】 利尿、解熱、止渇薬として、漢方方剤に配合し、利尿性方剤の重要な一要素とされる。 2-383
6 JP8 解説書 1971 【適用】 利尿、下熱、止渇薬として、漢方方剤に配合し、利尿性方剤の重要な一要素とされる。 (略)。 2-451
7 JP9 解説書 1976 【適用】 消炎性利尿、止瀉薬として、漢方方剤に配合される。 〔薬理〕 (略)。 D-589
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-605
9 JP11 解説書 1986 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-641
10 JP12 解説書 1991 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-644
11 JP13 解説書 1996 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-723
12 JP14 解説書 2001 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-770
13 JP15 解説書 2006 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-466
14 JP16 解説書 2011 【適用】 漢方処方用薬である。利尿薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。 漢方処方: (略) D-569
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き（厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月） 2007 記載なし
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし
20 『生藥學』第５版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 記載なし
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第１３版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 記載なし
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P436: 利尿、止渇薬として、水腫、淋疾及糖尿病患者の口渇に用ゆ。一回の用量二乃至五グラムとす。本品は脚部より上行する水腫に用ゆる利尿薬なるを以て妊婦の下肢より下腹部に向け浮腫を来たし、尿の快く排出せずして、微かに渇を催す際に投ずれば最適当せり。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 記載なし
26 『生藥學』第２０版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 記載なし
27 『生藥學』第２７版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 記載なし
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 記載なし
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 記載なし
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 記載なし
31 『生薬学』第４版、藤田路一 1963 記載なし
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P160: 漢方: 利尿、解熱、止渇剤。猪苓湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P77: 解熱、消炎、利尿剤
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P179: 解熱、消炎、利尿薬。
35 『和漢生薬』刈米達夫　廣川書店 植物分類学での順 1971 P322: 消炎、利尿作用がある。
36 『最新生薬学　第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P400: 解熱、消炎、利尿薬
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P31: 漢方で喉が渇き、尿利が減少している、水腫、脚気、淋疾、糖尿病などに、解熱作用のある利尿薬として配合される。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P90: 解熱、消炎、止瀉
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P9: 利尿、解熱、止渇薬として漢方処方に用いられる。渇して心悸亢進し、尿量が少ないものに応用する。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P160: 利尿、止渇
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P312: 漢方で消炎性利尿、止渇、解熱を目標に水腫、腎疾患、脚気、糖尿病などに用いる。
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P282: 漢方で利尿薬(むくみ、尿量減少、排尿痛、血尿、下痢などの症状に)として処方。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P192: 解熱、消炎、利尿薬。本菌体の多糖体には抗腫瘍性があるという。
46 『コメンタリー局方生薬』 第２版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P328: 漢方で利尿薬(むくみ、尿量減少、排尿痛、血尿、下痢などの症状に)として処方。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第３版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P93: 漢方で利尿、止渇、下熱の目的で配する。猪苓湯、五苓散、柴苓湯など。
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P345: 利尿、解熱、止瀉薬。漢方で水分代謝機能を調節する要薬。
49 『生薬学改訂第４版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P94: 漢方で利尿、止渇、下熱の目的で配する。
50 『天然薬物・生薬学』 初版　奥田拓男編 廣川書店 1993 P165: 解熱、消炎、利尿薬。利尿薬とみなされる漢方処方に応用。利水滲湿・清熱薬とされ、湿熱証による水腫、痰飲などの停水状態を改善する。利尿作用は伏苓よりも強い。
51 『薬用資源学』初版　山崎幹夫 斉藤和季編　丸善 1997 P213: 漢方処方用薬(利尿薬とみなされる処方に配合)
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P356: 利尿、解熱、止渇剤で、尿量減少、口渇、排尿痛や水腫などがあるときに用いる。
53 『生薬学概論（改訂第3版）』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P345: 利尿、解熱、止瀉薬。漢方で水分代謝機能を調節する要薬。
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P307: 漢方で消炎性利尿、止渇、解熱を目標に水腫、腎疾患、糖尿病などに用いる。
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第６版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P126: 漢方で駆水、止渇、解熱の目的で配する。猪苓湯、五苓散、柴苓湯など。
56 『入門漢方医学』初版　日本東洋医学会学術教育委員会 編　日本東洋医学会発行 2002 P154: 消炎、利尿
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P184: 漢方では、利水を目的に配合される。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P82: 解熱、消炎、利尿、抗腫瘍性。配合処方: 胃苓湯、茵?五苓散、五苓散、柴苓湯、四苓湯、猪苓湯など
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P83: 利水、解熱、止渇作用があり、口渇、浮腫、小便不利などに応用する。処方例: 胃苓湯、茵?五苓散、五苓散、柴苓湯、猪苓湯
60 『スタンダード薬学シリーズ3　化学系薬学Ⅲ　自然が生み出す薬物』第1版　社団法人日本薬学会　編　東京化学同人 2005 利尿作用などが報告されている。利水作用。
61 『薬用植物学　改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P99: （略）利尿薬、解熱薬とする。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P111: もっぱら漢方に使い、口渇を止め、利尿し湿を除く薬能がある。小便不利、水腫、脚気、下痢、淋濁、帯下などを主治する。利尿薬とみなされる漢方処方に配剤されている。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P274: 消炎、解熱、止渇、利尿薬、抗腫瘍効果のため用いられる。
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P66: 利尿を目的とする処方にしばしば配合される他、鎮静、健胃作用をもつということで使われる。漢方処方: 猪苓湯など
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P249: 止渇、利水薬。（中）利水滲湿薬。方剤: 胃苓湯、茵?五苓散、五苓散、柴苓湯、猪苓湯、分消湯など。
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 記載なし
67 『新訂生薬学 改訂第７版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P192: 解熱、消炎、利尿薬。本菌核の多糖体には抗腫瘍性があるという。
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P254: 漢方処方に配合。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P577: 利尿、
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 P147: 利尿、抗炎症
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