CrudeDrug:Kasseki
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+ | |65 = P265: 消炎、利尿、止渇薬。(中)利尿通淋、清熱解署、去湿斂瘡薬。方剤: ?解毒湯、五淋散、猪苓湯、猪苓湯合四物湯、防風通聖散など。 | ||
+ | |66 = P344: 小便不利や口渇の治療を目的とした漢方処方に配合される。 | ||
+ | |67 = P229: 膀胱炎、尿道炎、尿利減少、口渇に用いる。 | ||
+ | |68 = P66: もっぱら漢方に用いる。 | ||
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+ | |74 = P152: 利尿、消炎 | ||
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Latest revision as of 13:46, 26 September 2016
Crude-drug Top Gallery |
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
滑石
カッセキ Kasseki | |
---|---|
Species * ... non-plant |
|
Part(s) Used | - |
Property | 本品は白色~淡紅色の粉末性の結晶塊で、砕くと容易に微細な粉末となる。粉末はややざらつき、皮膚につきやすい。本品の粉末を水で潤すとき、やや暗色を帯び、可塑性となる。
本品は特異なにおいがあり、味はほとんどない。かめば細かい砂をかむような感じがある。本品の粉末を封入剤と共にスライドガラスとカバーガラスの間で十分にすりつぶしたものを鏡検するとき、円形~多角形を呈する径10μm以上の結晶を多く認める. |
Test | 硫本品の粉末0.5gに薄めた硫酸3mLを加え、白煙が生じるまで加熱し、冷後、水20mLを加えてろ過する。ろ液にアンモニア試液を加えて弱酸性とした液は、アルミニウム塩の定性反応を呈する。 |
Drying loss | |
Ash content | |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p1470 |
Effect | 利尿、消炎 |
Constituent | 含水ケイ酸アルミニウム、二酸化ケイ素、含水ケイ酸マグネシウム、酸化アルミニウム hydrated aluminum silicate, silica, hydrated magnesium silicate, aluminium oxide |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧
防風通聖散 (ボウフウツウショウサン) 猪苓湯 (チョレイトウ) 猪苓湯合四物湯 (チョレイトウゴウシモツトウ) 五淋散 (ゴリンサン) 加味解毒湯 (カミゲドクトウ)
[edit] 歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載
利用する場合は以下を引用してください。
- 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 | 書名 | 出版年 | 記載 |
---|---|---|---|
3 | 局方医薬品承認申請の手引き | 1980 | 収載なし |
4 | 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) | 2015 | 収載なし |
5 | JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) | 1961 | 収載なし |
6 | JP8 解説書 | 1971 | 収載なし |
7 | JP9 解説書 | 1976 | 収載なし |
8 | JP10 解説書 | 1981 | 収載なし |
9 | JP11 解説書 | 1986 | 収載なし |
10 | JP12 解説書 | 1991 | 収載なし |
11 | JP13 解説書 | 1996 | 収載なし |
12 | JP14 解説書 | 2001 | 収載なし |
13 | JP15 解説書 | 2006 | 収載なし |
14 | JP16 解説書 | 2011 | 【適用】漢方処方用薬である。利尿作用と消炎作用のある処方に配合されている。漢方: 加味解毒湯、五淋散、猪苓湯、防風通聖散 D-140 |
15 | 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) | 2007 | 収載なし |
19 | 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 | 1887 | 効能の記載なし P480 |
20 | 『生藥學』第5版 下山順一郎 | 1901 | 記載なし |
21 | 『簡明生藥學』島崎健造 | 1909 | 記載なし |
22 | 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 | 1913 | 記載なし |
23 | 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 | 1916 | 記載なし |
24 | 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 | 1931 | 続P60: (原鉱物はタルク)尿の快利せずして渇を覚ゆる際に与ふる利尿剤にして、排尿障害、淋瀝等に一回二乃至六グラム、希に十グラムを与ふ。 |
25 | 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 | 1933 | 記載なし |
26 | 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1934 | 記載なし |
27 | 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 | 1943 | 記載なし |
28 | 『生藥學教科書』木村康一 | 1949 | 記載なし |
29 | 『最新生薬学』刈米達夫 | 1949 | 記載なし |
30 | 『生薬学』三橋博、醫學書院 | 1958 | 記載なし |
31 | 『生薬学』第4版、藤田路一 | 1963 | 記載なし |
32 | 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 | 1965 | 記載なし |
33 | 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 | 1966 | P93: 消炎、利尿剤 |
34 | 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 | 1967 | 記載なし |
35 | 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 | 1971 | 記載なし |
36 | 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 | 1973 | 記載なし |
37 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1975 | 記載なし |
38 | 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 | 1976 | 記載なし |
39 | 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 | 1978 | 記載なし |
40 | 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 | 1978 | P24: 利尿、消炎作用があり、膀胱炎、尿道炎、尿利減少の口渇に用いる。 |
41 | 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 | 1978 | 記載なし |
42 | 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 | 1980 | 記載なし |
43 | 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 1982 | 記載なし |
44 | 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1984 | 記載なし |
45 | 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 | 1987 | 記載なし |
46 | 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 | 1987 | 記載なし |
47 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 1989 | 記載なし |
48 | 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 | 1990 | P358: 利尿、止瀉、解熱、解毒、消炎薬。 |
49 | 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 | 1992 | 記載なし |
50 | 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 | 1993 | 記載なし |
51 | 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 | 1997 | 記載なし |
52 | 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 | 1997 | P360: 滑石、塊滑石が用いられるが、内服しても外用してもよい。その効能は熱湿を解き、利水をよくする。したがって、炎症を伴った尿道炎や膀胱炎の利尿、止瀉、ならびに皮膚炎や湿疹に用いられる。1日5?15 g。 |
53 | 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 | 1998 | P358: 利尿、止瀉、解熱、解毒、消炎薬。 |
54 | 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 | 2001 | 記載なし |
55 | 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 | 2002 | 記載なし |
56 | 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 | 2002 | 記載なし |
57 | 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 | 2003 | 記載なし |
58 | 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 | 2004 | 記載なし |
59 | 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 | 2004 | P44: 熱を去り、湿を除き、水を利するので尿道炎や膀胱炎の利尿、皮膚炎、湿疹に応用する。処方例: 五淋散、猪苓湯、防風通聖散 |
60 | 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 | 2005 | 記載なし |
61 | 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 | 2006 | 記載なし |
62 | 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 | 2007 | P335: 軟滑石は漢方薬原料として使用され、清熱し、湿を除き経絡の流れを良くし、利尿をはかる薬能がある。熱射病などによる煩渇、排尿困難、熱性下痢、淋病、黄疸、水腫、鼻出血、脚気などを主治する。小便の出にくいもの、尿量の減少したもの、口渇があるものを直すと考えられる漢方処方に配剤される。硬滑石は化粧品原料や皮膚散布剤として用いられる。 |
63 | 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS | 2007 | 記載なし |
64 | 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 | 2008 | 記載なし |
65 | 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 | 2009 | P265: 消炎、利尿、止渇薬。(中)利尿通淋、清熱解署、去湿斂瘡薬。方剤: ?解毒湯、五淋散、猪苓湯、猪苓湯合四物湯、防風通聖散など。 |
66 | 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 | 2012 | P344: 小便不利や口渇の治療を目的とした漢方処方に配合される。 |
67 | 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 | 2012 | P229: 膀胱炎、尿道炎、尿利減少、口渇に用いる。 |
68 | 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 | 2015 | P66: もっぱら漢方に用いる。 |
73 | 青本「化学」、薬学ゼミナール | 2016 | P584: 利尿、消炎 |
74 | コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール | 2014 | P152: 利尿、消炎 |