CrudeDrug:Bufonis Venenum

From Metabolomics.JP
(Difference between revisions)
Jump to: navigation, search
 
Line 14: Line 14:
 
|familyE=Bufonidae
 
|familyE=Bufonidae
 
|partUsedJ=分泌物
 
|partUsedJ=分泌物
|propertyJ=つやのある赤褐色~黒褐色。堅い。
+
|propertyJ=本品は底面がくぼみ、上面が盛り上がった円盤形を呈し、径約8cm、厚さ約1.5cm、1個の質量80~90g、又は両面がほぼ平らな円盤形で、径約3cm、厚さ約0.5cm、1個の質量約8gである。外面は赤褐色~黒褐色で、ややつやがあり、ほぼ均等な角質で堅く、折りにくい。破砕面はほぼ平らで、破片の辺縁は赤褐色、半透明である。
|constituentJ=シノブファギン、レジブフォゲニン、ブファリン、ブフォタリン
+
本品はにおいがなく、味は初め苦く刺激性で、後に持続性の麻痺感を生じる。
|constituentE=cinobufagin
+
|constituentJ=シノブファギン、レジブフォゲニン、ブファリン、ブフォタリン、シノブフォタリン
|testJ=TLC法(希硫酸、青緑色)
+
|constituentE=cinobufagin, resibufogenin, bufalin, bufotalin, cinobufotalin
|pharmacopeiaJ=1230
+
|testJ=TLC法:本品の粉末1gにアセトン10mLを加え、10分間振り混ぜ、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフィー用レジブフォゲニン5mgをアセトン5mLに溶かし標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次にシクロヘキサン/アセトン混液(3:2)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに希硫酸を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た青緑色のスポットと色調及びRf値が等しい。
 +
|pharmacopeiaJ=1532
 
|effectJ=強心、止血、鎮痛
 
|effectJ=強心、止血、鎮痛
|usageJ=-
+
|usageJ=強心剤、鎮痛剤。
 
|dryingLoss=
 
|dryingLoss=
 
|ashContent=5.0 %以下
 
|ashContent=5.0 %以下
 
|AIA=2.0 %以下
 
|AIA=2.0 %以下
 
}}
 
}}

Latest revision as of 14:42, 16 August 2011

Crude-drug Top
Gallery
General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines


蟾酥

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

Personal tools
Namespaces

Variants
Actions
Navigation
metabolites
Toolbox
In other languages