CrudeDrug:Zizyphi Semen

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|familyE=Rhamnaceae
 
|familyE=Rhamnaceae
 
|partUsedJ=種子
 
|partUsedJ=種子
|propertyJ=弱油臭。やや油味
+
|propertyJ=本品は扁平な卵形~円形でレンズ状を呈し、長さ5~9mm、幅4~6mm、厚さ2~3mm、外面は褐色~暗赤褐色を呈し、つやがある。一端にはへそ、他端には合点がある種皮はやや柔軟で、乳白色の内乳及び淡黄色の胚を包む。本品100粒の質量は3.0~4.5gである。
 +
本品はわずかな油臭があり、緩和でやや油様である。本品の横切片を鏡検するとき、種皮は外側の表皮柔組織、内側の表皮からなる。外側の表皮は放射方向に長く厚壁化した細胞からなり、内側の表皮にはクチクラが認められる。内乳は柔組織からなり、シュウ酸カルシウムの集晶、アリューロン粒、でんぷん粒を含む。子葉は柔組織からなりアリューロン粒、でんぷん粒、油滴を含む。
 
|constituentJ=ジジベオシド、ジュジュボシドA、ジュジュボシドB、スピノシン
 
|constituentJ=ジジベオシド、ジュジュボシドA、ジュジュボシドB、スピノシン
|constituentE=zizybeoside
+
|constituentE=zizybeoside, Jujuboside A, Jujuboside B, spinosin
|testJ=TLC法(UV254nm、紫色)
+
|testJ=TLC法:本品の粉末2gにメタノール10mLを加え、還流冷却器を付け、10分間加熱する。冷後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。この液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液10μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にアセトン/酢酸エチル/水/酢酸混液(10:10:3:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長254nm)を照射するとき、Rf値0.3付近に紫色のスポットを認める。このスポットは、1-ナフトール・硫酸試液を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱するとき、黄緑色~灰緑色を呈する。
|pharmacopeiaJ=1220
+
|pharmacopeiaJ=1511
 
|effectJ=鎮静、強壮、鎮静、中枢神経抑制、抗ストレス
 
|effectJ=鎮静、強壮、鎮静、中枢神経抑制、抗ストレス
|usageJ=不眠、健忘症
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|usageJ=不眠、健忘症に応用される。
 
|links= sm-sun:syou-sa/sansonin&&tsumura:sansounin
 
|links= sm-sun:syou-sa/sansonin&&tsumura:sansounin
 
|dryingLoss=11.0 %以下(6時間)
 
|dryingLoss=11.0 %以下(6時間)

Revision as of 11:49, 16 August 2011

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General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines


酸棗仁

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

加味帰脾湯 (カミキヒトウ)  加味温胆湯 (カミウンタントウ)  帰脾湯 (キヒトウ)  酸棗仁湯 (サンソウニントウ)  温胆湯 (ウンタントウ)  

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