CrudeDrug:Panacis japonici Rhizoma
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Latest revision as of 15:11, 16 August 2011
Crude-drug Top Gallery |
General Index | Names | Prescriptions | Books | Journals | Terminology | Chinese Medicines |
Contents |
[edit] Picture
Photographs of Japanese Ginseng (チクセツニンジン) (by Alps Pharm. アルプス薬品) |
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竹節人参
チクセツニンジン Panax Japonicus Rhizome | |
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Species * ... non-plant |
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Part(s) Used | 根 |
Property | 本品は不整の円柱形を呈し、明らかな節があり、長さ3~20cm、径1~1.5cm、節間1~2cm、外面は淡黄褐色で、細い縦みぞがある。中央のくぼんだ茎の跡が上面に突出し、節間には根の跡がこぶ状に隆起している。折りやすく、折面はほぼ平らで淡黄褐色を呈し、角質様である。
本品は弱いにおいがあり、味はわずかに苦い。 |
Test | TLC法:本品の粉末0.5gにメタノール10mLを加え、10分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする、別に薄層クロマトグラフィー用チクセツサポニンⅣ2mgをメタノール1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液5μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/水/ギ酸混液(5:1:1)を展開溶媒として約10cm展開した後薄層板を風乾する。これに希硫酸を均等に噴霧し、110℃で5分間加熱するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た赤紫色のスポットと色調及びRf値が等しい。 |
Drying loss | |
Ash content | 5.0 %以下 |
Acid-insoluble ash | |
Pharmacopeia | 日局 16-p1544 |
Effect | 健胃、去痰、強壮、解熱 |
Constituent | チクセツサポニン chikusetusaponin |
Links |
References
- 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
- 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
- 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS
Prescriptions 処方一覧
[edit] 解説
チクセツニンジンは、トチバニンジン(Panax japonicus C.A.Meyer)の根茎を湯通ししたもの。トチバニンジンとは葉がトチノキ(Aesculus turbinata)に似ているからで、チクセツとは根に竹のような節があるから。
処方に出てこないのは、ニンジンの代替生薬として利用されたため。このほか、同属のサンシチニンジン(Panax notoginseng)もニンジンの代替生薬で、中国江西省の田陽、田東が産地のためデンシチニンジンとも呼ばれる。サンシチ(三七)については茎が3つに分かれて葉が7枚だからとか、成長するまで3~7年かかるとか、諸説ある。実際、3年未満のニンジンは生薬成分が少ない。