Edibility:Daucus

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Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)

For comprehensive information, visit Daucus page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)

Daucus carota

生食(ミニキャロット) 健胃薬(古代ギリシア時代) [1]東洋系(五寸ニンジン),金時群,唐湊群,滝野川大長群;[2]西洋系(三寸ニンジン),二寸群,三寸群,五寸群,ロングオレンジ郡,ダンヴァーズ群,パリジェンヌキャロット,ナンテス系,フォーシング型[原産]ユーラシア原産、アフガニスタンのヒマラヤ、ヒンズークシ山麓から根菜としての栽培化が始まり、ヨーロッパに広がった(東洋系)。古代ギリシアで薬用として栽培されたものは、根が枝分かれしていた。円錐形のニンジンは西暦1000年頃に小アジアで誕生したと推定されている。この単根タイプのニンジンは、12世紀にヨーロッパに侵入したムーア人によってイベリア半島に持ち込まれ、14世紀には北西ヨーロッパ、15世紀にはイギリスに伝わった。マルガリタ島(ベネズエラ)には、1565年に栽培された記録がある。「本草書」(英国、ジョン・ジェラード著,1597)には、黄色と調理をすると褐色に変わる紫色のものが記載されている。16世紀には朱色のニンジンはなかった。紫色は、根中に含まれるアントシアニンによる発色による。現在の朱色円錐形のニンジンは、オランダで18世紀に作り出された。[日本伝来]中国には元代(1271-1368)、西域(胡)を経て伝わった。日本には、中国福建省から入ったと推定されている。日本では、京都、大阪、博多、天竜川流域が産地となった。「長崎見聞録」(1888)に「洋角人参」「玉人参」と記載されている。前者を「五寸ニンジン」、後者を「三寸ニンジン」をさす。 出典:大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004)
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