Species:Dioscorea

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&Dioscoreaceae  R. Brown
 
&Dioscoreaceae  R. Brown
 
&ヤマノイモ科 【科名】ヤマノイモ科 yam family 単子葉植物。8属約630種からなる。熱帯全域に分布するが、暑い夏のある地方では北方にまで分布する。大部分はつる性の多年生草本で、塊茎か根茎から出る一年生のつるをもつ。
 
&ヤマノイモ科 【科名】ヤマノイモ科 yam family 単子葉植物。8属約630種からなる。熱帯全域に分布するが、暑い夏のある地方では北方にまで分布する。大部分はつる性の多年生草本で、塊茎か根茎から出る一年生のつるをもつ。
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|Dioscorea japonica
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&&[根]万葉時代に、ヤマノイモは滋養強壮に効果がある栄養食品と理解。とろろ汁。;[茎]若い茎は酢の物。;[葉]葉の付け根にできるムカゴは、蒸す、焼くことにより食べられる。ヤマノイモはデンプン消化酵素を含むので消化が良い。カリウムも豊富に含む&&「日本書紀」に「冬10月、人の指甲をぬきて、暑預(いも)を掘らしむ」と言う記述があり、ヤマノイモを掘る様子が説明されている。藤原宮跡から「暑預」と書かれた木簡が出土している。果実のついたつるをトコロカズラ(野老葛)という。&&廣野卓、食の万葉集、中公新書、1452(1998)
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&&Dioscorea opposita
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&&鱗茎を食べる。ビタミンCに富む。ビタミンB1の吸収を促進する。刺激臭の主成分は硫化アリルである。葉タマネギは、日本ではぬたにする。一方、イギリス、アメリカでは微塵切りにしてサラダに良く使う。 絞り汁は咳や風邪に効く。防腐剤、利尿剤。&&一球型, 一般的なタマネギ。プリニウスの6つの栽培品種。一球型には辛味系統と甘味系統とがある。日本で栽培されるタマネギは主に辛味系統である。「長岡交配OX黄」、「もみじ」、「札幌黄」、「泉州黄」、「愛知白」、「奥州」、「貝塚早生」などがあった。;分球型, エシャロットは一球型のタマネギより軟らかく、皮が黄色のものは、赤皮のものより大きく日持ちがよい。ピクルスにすることが多い。日本の市場でエシャロットとして売られているものは若採りしたラッキョウであり、本物のエシャロットとは別物である。輸入されたエシャロットは、ベルギー・エシャロットとして売られていることがある。;ヤグラ型,花序に珠芽ができるもので、エジプシアン・オニオン(Egyptian onion)、ツリー・オニオン(tree onion)と呼ばれている。日本では、栽培品種としてヤグラタマネギが知られている。;赤タマネギ,栽培種「ストックトン・アーリー・レッド」、「湘南レッド」;プチオニオン,ペコロス;葉タマネギ,日本ではぬたにする。イギリス、アメリカでは微塵切りにしてサラダに良く使う。 江戸時代に長崎にもたらされ、明治17-18年(1884-85)に栽培されるようになった。現在のイラン北部とパキスタン北部からアルメニアにかけての山岳地帯が原産地と推定されている。古代エジプトでは紀元前3000年から2700年頃の壁画にタマネギが描かれている。ミイラを作るときの胸、骨盤などの腔所などで使われた。古代ギリシアでは紀元前10-8世紀、ローマでは紀元前8世紀から栽培されていた。プリニウスは「自然史」で6つの栽培品種を記録した。アメリカでは17世紀になって栽培された。&&大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004)
 
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Revision as of 15:26, 17 April 2008


Scientific Classification
(based on APG-II and Taxonomicon)
division
Jpn.
Tracheophyta
維管束植物門
class
Jpn.
Liliopsida
ユリ(単子葉植物)綱
subclass
Jpn. 亜綱
Liliidae
ユリ亜綱
order
Jpn.
Dioscoreales
ヤマノイモ目
suborder
Jpn. 亜目
[[:Category:|]]
infraorder
Jpn. 下目
[[:Category:|]]
parvorder
Jpn. 小目
[[:Category:|]]
superfamily
Jpn. 上科
[[:Category:|]]
family
Jpn.
Dioscoreaceae
ヤマノイモ科
subfamily
Jpn. 亜科
[[:Category:|]]
tribe
Jpn.
[[:Category:|]]
subtribe
Jpn. 亜族
[[:Category:|]]
genus
Jpn.
Dioscorea






English Common Names
Chinese yam&white yam
Japanese Common Names
カエデドコロ(楓野老)&キッコウリュウ(亀甲竜)&ナガイモ(長芋)&オニドコロ(鬼野老)&トコロ(野老)&オオオニドコロ(大鬼野老)&クール(紅露)&ソメモノイモ(染物薯)&ジネンジョウ(自然生)&ヤマノイモ(山芋)&ジネンジョ&ダイショ&ダイジョ&ヤマイモ


Family/Genus Description

For comprehensive information, visit Dioscorea page. (BY Shigeharu Okamoto)

  • Dioscorea L.;Testudinaria

&ヤマノイモ科 【属名】ディオスコレア;ヤマノイモ属 yam; wild yam 全世界に約600種が知られ、その大部分は熱帯・亜熱帯に分布する。 &Dioscorea alata &ヤマノイモ科 ダイショ(大薯) water yam; greater yam; ten-months yam; white yam; winged yam 本属の栽培種中もっとも広く分布している重要種。いもは大型で通常2〜3kgだが、50kgという記録もある。形状は棒状・紡錘形・扇形・塊状・群柱状など。色も変化に富み、純白から紅色・紫紅色まである。 &Dioscorea batatas;Dioscorea opposita; Dioscorea oppositifolia &ヤマノイモ科 ナガイモ;ヤマノイモ;ヤマイモ jinengo potato; cinnamon vine; Chinese yam 地下に塊根をもつ、つる性の多年草。日本でヤマイモといえば本種をさす。長芋・いちょう芋・つくね芋の3群に大別される。 &Dioscorea bulbifera;Dioscorea sativa &ヤマノイモ科 ニガガシュウ;カシュウイモ potato yam; air potato; air yam; aerial yam 直径10cmに達するムカゴを食用にする。苦味があるので生食はできないが、焼いたり蒸したりして食べる。味は淡泊。 &Dioscorea cayenensis &ヤマノイモ科 キイロギニアヤム yellow guinea yam &Dioscorea discolor &ヤマノイモ科 オーナメンタルヤム ornamantal yam 巻きつき性常緑木本蔓植物。表に銀・淡緑・茶の大理石模様があり、裏面が赤い葉を持つ。 &Dioscorea elephantipes;Testudinaria elephantipes &ヤマノイモ科 キッコウリュウ(亀甲竜);ツルカメソウ(蔓亀草);ゾウノアシソウ(象趾草) elephant's foot; Hottentot bread; tortoiseplant ケープ産。極めて生育の遅い、落葉多年生多肉植物。大きくひび割れたドーム形で木質の塊茎をもち、一年生の蔓状茎を伸ばし、秋に黄色い花が咲く。 &Dioscorea esculenta &ヤマノイモ科 トゲイモ;ハリイモ;トゲドコロ lesser yam; lesser Asiatic yam; fancy yam; potato yam &Dioscorea japonica &ヤマノイモ科 ヤマノイモ;ジネンジョ;ジネンジョウ(自然生) Japanese yam; jinengo potato; mountain yam つる性の多年草。根は円柱状のいもになり、長さ1mに達する。古くから食用・薬用にされている。 &Dioscorea macrostachya;Dioscorea mexicana &ヤマノイモ科 メキシコキッコウリュウ(メキシコ亀甲竜) tortois plant; Mexican yam つる性の多年草。塊茎は丸く、不規則に亀裂を生じる。 &Dioscorea mexicana &ヤマノイモ科 メキシカンヤム Mexican yam ステロイド系ホルモンの抽出原料とされる。 &Dioscorea pentaphylla &ヤマノイモ科 アケビドコロ fiveleaf yam &Dioscorea rotundata &ヤマノイモ科 シロギニアヤム white Guinea yam; Guinea yam &Dioscoreaceae R. Brown &ヤマノイモ科 【科名】ヤマノイモ科 yam family 単子葉植物。8属約630種からなる。熱帯全域に分布するが、暑い夏のある地方では北方にまで分布する。大部分はつる性の多年生草本で、塊茎か根茎から出る一年生のつるをもつ。

Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)

For comprehensive information, visit Dioscorea page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)

Dioscorea japonica

[根]万葉時代に、ヤマノイモは滋養強壮に効果がある栄養食品と理解。とろろ汁。;[茎]若い茎は酢の物。;[葉]葉の付け根にできるムカゴは、蒸す、焼くことにより食べられる。ヤマノイモはデンプン消化酵素を含むので消化が良い。カリウムも豊富に含む 「日本書紀」に「冬10月、人の指甲をぬきて、暑預(いも)を掘らしむ」と言う記述があり、ヤマノイモを掘る様子が説明されている。藤原宮跡から「暑預」と書かれた木簡が出土している。果実のついたつるをトコロカズラ(野老葛)という。 廣野卓、食の万葉集、中公新書、1452(1998)

Dioscorea opposita

鱗茎を食べる。ビタミンCに富む。ビタミンB1の吸収を促進する。刺激臭の主成分は硫化アリルである。葉タマネギは、日本ではぬたにする。一方、イギリス、アメリカでは微塵切りにしてサラダに良く使う。 絞り汁は咳や風邪に効く。防腐剤、利尿剤。 一球型, 一般的なタマネギ。プリニウスの6つの栽培品種。一球型には辛味系統と甘味系統とがある。日本で栽培されるタマネギは主に辛味系統である。「長岡交配OX黄」、「もみじ」、「札幌黄」、「泉州黄」、「愛知白」、「奥州」、「貝塚早生」などがあった。;分球型, エシャロットは一球型のタマネギより軟らかく、皮が黄色のものは、赤皮のものより大きく日持ちがよい。ピクルスにすることが多い。日本の市場でエシャロットとして売られているものは若採りしたラッキョウであり、本物のエシャロットとは別物である。輸入されたエシャロットは、ベルギー・エシャロットとして売られていることがある。;ヤグラ型,花序に珠芽ができるもので、エジプシアン・オニオン(Egyptian onion)、ツリー・オニオン(tree onion)と呼ばれている。日本では、栽培品種としてヤグラタマネギが知られている。;赤タマネギ,栽培種「ストックトン・アーリー・レッド」、「湘南レッド」;プチオニオン,ペコロス;葉タマネギ,日本ではぬたにする。イギリス、アメリカでは微塵切りにしてサラダに良く使う。 江戸時代に長崎にもたらされ、明治17-18年(1884-85)に栽培されるようになった。現在のイラン北部とパキスタン北部からアルメニアにかけての山岳地帯が原産地と推定されている。古代エジプトでは紀元前3000年から2700年頃の壁画にタマネギが描かれている。ミイラを作るときの胸、骨盤などの腔所などで使われた。古代ギリシアでは紀元前10-8世紀、ローマでは紀元前8世紀から栽培されていた。プリニウスは「自然史」で6つの栽培品種を記録した。アメリカでは17世紀になって栽培された。 大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004)
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