Species:Brassica

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Scientific Classification
(based on APG-II and Taxonomicon)
division
Jpn.
Tracheophyta
維管束植物門
class
Jpn.
Magnoliopsida
モクレン綱
subclass
Jpn. 亜綱
Rosidae
バラ亜綱
order
Jpn.
Brassicales
アブラナ目
suborder
Jpn. 亜目
[[:Category:|]]
infraorder
Jpn. 下目
[[:Category:|]]
parvorder
Jpn. 小目
[[:Category:|]]
superfamily
Jpn. 上科
[[:Category:|]]
family
Jpn.
Brassicaceae
アブラナ科
subfamily
Jpn. 亜科
[[:Category:|]]
tribe
Jpn.
[[:Category:|]]
subtribe
Jpn. 亜族
[[:Category:|]]
genus
Jpn.
Brassica






English Common Names
Rutabaga&Cauliflower&Japanese mustard&Mizuna&Pe-tsai&Pak-choi&Turnip&Chinese kale&Kohlrabi&Kale&Brussels sprout&Cabbage&Broccoli raab&Broccoli&Swede&Rutabaga&Brussels sprouts&Sprouting italian broccoli&Broccoli&Chinese cabbage&Kohlrabi&Collard&Kale&Cabbage&Cauliflower&Leaf mustard&Turnip&Rape
Japanese Common Names
アブラナ(油菜)&ナタネ(菜種)&ナノハナ(菜の花)&ブロッコリー&カリフラワー&ハナカンラン(花甘藍)&ハナヤサイ(花野菜)&ハボタン(葉牡丹)&ハクサイ(白菜)&カブ(蕪)&スズナ(菘)&コールラビ&ウグイスナ(鶯菜)&コマツナ(小松菜)&フユナ(冬菜)&ユキナ(雪菜)&カンラン(甘藍)&キャベツ&タマナ(球菜)&ミブナ(壬生菜)&キョウナ(京菜)&ミズナ(水菜)&シロカラシ(白辛子)&セイヨウカラシ(西洋辛子)&ホワイトマスタード&マスタード&アブラナ&ナバナ&カイラン&カブラ&カラシナ(芥子菜)&キサラギナ&タアサイ&ケール&リョクヨウカンラン&キュウケイカンラン&タイサイ&チンゲンザイ&シャクシナ&ダイシンサイ&タカナ(高菜)&タニクタカナ&ハクラン&ヒサゴナ&イタリアンブロッコリー&ミドリハナヤサイ&メキャベツ&コモチカンラン&ルタバガ&スェーデンカブ&カツオナ鰹菜&ヤマガタセイサイ(山形青菜)&センダイバショウナ(仙台芭蕉菜)&コブタカナ(瘤高菜)&ザーサイ(搾菜)&ダイトウサイ(大頭菜)&ケッキュウタカナ(結球高菜)&クロガラシ&レッドキャベツ&球茎甘藍&蕪甘藍&チンゲンサイ(チンゲン菜)&カブ菜&天王寺蕪&野沢菜&大和マナ


Family/Genus Description

For comprehensive information, visit Brassica page. (BY Shigeharu Okamoto)

  • Brassica L.
アブラナ科 【属名】ブラッシカ;アブラナ属 cole; mustard; cabbage 一・二・多年草。野菜として多くの種類が栽培され、一部は観賞用にもされる。
  • Brassica campestris var.glabra
アブラナ科 カブ turnip
  • Brassica carinata
アブラナ科 アビシニアガラシ Abyssinian mustard
  • Brassica napus
アブラナ科 セイヨウアブラナ(西洋油菜);ヨウシュナタネ;ハクラン(白藍) rape; mustard; turnip; rutabaga; turnip cabbage 葉は灰色を帯び波打つ。花は総状花序につき黄色。日本で菜種油を採るために栽培されるのは本種。
  • Brassica napus var.napobrassica;Brassica napus ssp.napus
アブラナ科 ルタバガ;スウェーデンカブ;カブカンラン;センダイカブ(仙台蕪) utabaga; Swedish turnip セイヨウアブラナから生じたもので、肥大した根を食用にする。肉質はカブより緻密で、葉がろう質で青白色なのが特徴。
  • Brassica nigra
アブラナ科 マスタード;クロガラシ black mustard 一年草。葉は灰色を帯び羽状に切れ込む。花は黄色で細長い総状花序につく。種子からブラックマスタードを採る。
  • Brassica oleracea
アブラナ科 ワイルドキャベツ wild cabagge 無毛の多年草。多肉質の茎は葉痕が目立ち、基部が木質化する。葉は大きく多肉質で青緑色。
  • Brassica oleracea var.acephala 1
アブラナ科 コラード;ケール collard; kale
  • Brassica oleracea var.acephala 2
アブラナ科 ハボタン(葉牡丹) ornamental cabagge 一年草。赤・緑、白・桃、桃・緑の色の組み合わせをもつ、しわが寄ることの多い大きな葉が円形の塊になる。
  • Brassica oleracea var.botrytis
アブラナ科 カリフラワー cauliflower
  • Brassica oleracea var.capitata
アブラナ科 キャベツ;甘藍 cabbage
  • Brassica oleracea var.gemmifera
アブラナ科 コモチカンラン;メキャベツ;コモチタマナ;ヒメカンラン(姫甘藍) Brussels sprouts; sprouts 直立した茎の腋芽が径2クA軍cmに結球したもので、キャベツより柔軟で甘味があり、栄養分が多い。
  • Brassica oleracea var.gongylodes
アブラナ科 コールラビ kohlrabi
  • Brassica oleracea var.italica
アブラナ科 ブロッコリー;ミドリハナヤサイ;メハナヤサイ broccoli; asparagus broccoli; Italian broccoli; sprouting broccoli
  • Brassica rapa;Brassica campestris
アブラナ科 アブラナ(油菜);ナノハナ;ハナナ;ハタケナ;ナバナ field mustard 地中海沿岸で栽培化され、中国・朝鮮半島から渡来し、古くから菜種油を採るため栽培されていたが、近年セイヨウアブラナにほとんど置き換わっている。
  • Brassica rapa var.amplexicaulis;Brassica rapa ssp.amplexicaulis; Brassica rapa ssp.pekinensis
アブラナ科 フケッキュウハクサイ(不結球白菜) field mustard 山東菜・大阪白菜・広島菜・黒京菜などを含む。
  • Brassica rapa var.chinensis;Brassica campestris ssp.chinensis; Brassica chinensis; Brassica oleracea var.chinensis; Brassica rapa ssp.chinensis
アブラナ科 タイサイ(体菜) 雪白体菜・仙台雪菜・四月白菜・パクチョイ・チンゲンサイなどを含む。
  • Brassica rapa var.laciniifolia
アブラナ科 ミズナ(水菜);キョウナ 水菜(京菜)・壬生菜・潮江菜などを含む。
  • Brassica rapa var.narinosa;Brassica rapa var.rosularis; Brassica rapa ssp.narinosa
アブラナ科 キサラギナ(如月菜) 如月菜・ひさご菜・彦島春菜・ターツァイなどを含む。
  • Brassica rapa var.rapa;Brassica campestris
アブラナ科 カブ;カブラ;漬菜類 turnip; salad mustard 野沢菜・酸茎菜・長禅寺菜・松ヶ崎ウキ菜などを含む。
  • Brassicaceae Burnett;Cruciferae

Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)

For comprehensive information, visit Brassica page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)

Brassica campestris

[原産]近東原産 出典:池部誠、野菜探検隊世界を歩く、文芸春秋(1986)

Brassica juncea

[原産]近東原産 出典:池部誠、野菜探検隊世界を歩く、文芸春秋(1986)

Brassica nigra

芥子、種子に含まれるシニグリンはそのままでは辛くない。水分を加えるとアリルカラシ油となり、辛さと香りが出てくる。 [原産]近東原産 出典:大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004)

Brassica oleracea

生食、ビタミンC、A、B1、U、K、さらには、カルシウムを含む。ブロッコリー、カリフラワーともにカルシウム、鉄、カロテンを多く含む。ブロッコリーには、キャベツの4倍のビタミンCを含む。トルコでは、キャベツを漬物にして冬に食べる。 ハボタン(観賞用):葉の色変わりしたタイプ;キャベツ:葉が巻いたタイプ;コールラビ(kohlrabi):茎の肥大化させたもの;カリフラワー、ブロッコリ:花序の肥大化したもの。中国では、花菜または花椰菜という。緑色を帯びず、花芽のもとができはじめた状態で止まっているものをカリフラワー、緑色で花芽ができてたものをブロッコリという。15世紀にレバノン、キプロスからイタリアへ、17世紀にフランス、ドイツ、イギリスへと広がった。この頃、夏採りするものをカリフラワー、冬採りするものをブロッコリと呼んでいた。今日のカリフラワーは、19世紀にヨーロッパでブロッコリから改良された。;メキャベツ:腋芽の変形化、16世紀にベルギーのブリュッセル付近で誕生したと推定されている。日本では、明治初年に導入され、コモチカンラン、ヒメカンランなどと呼ばれたが、あまり普及しなかった。メキャベツは生食に向かない。[原産]ケール(kale)は、現在、栽培されるキャベツの中で、最も野生型に近い形をとどめている栽培品種である。ケールの発祥地は、地中海沿岸から小アジアと推定され、紀元前4世紀頃にはギリシアで栽培された。その後、ヨーロッパ、アジアへと伝播した。ケールは、葉の結球性がない。12世紀に結球型のキャベツがドイツ南部に登場し、13世紀にはイギリスでも見られるようになった。このケールから、葉の色変わりしたタイプ(ハボタン、観賞用)、葉が巻いたタイプ(キャベツ)、茎の肥大化(コールラビ)、花序の肥大化(ブロッコリ、カリフラワー)、腋芽の変形化(メキャベツ)などの栽培種ができた。[日本伝来]「大和本草」(貝原益軒著,1709) に紅夷松と記述されている。「園芸植物大辞典」(1988)によると、日本で食用として栽培されたのは安政2年(1855)頃に始まったとされる。本格的に栽培されたのは明治時代である。「北海道開拓使発行」(明治6年、1873)にキャベイジと記載されている。 出典:大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004);池部誠、野菜探検隊世界を歩く、文芸春秋(1986)

Brassica rapa

生食(葉、根)、ミズナは京都で生まれた。京菜と言う別名もある。「成形図説」(1804)に、二日酔いにはかぶの生汁が効くと記述されている。 カブ:根を食用とするものをカブという。;カブ菜:葉を食用とするものをカブ菜という。小松菜、チンゲン菜のように葉がまかない系統と白菜のように葉が巻き結球する系統がある。;佐波賀かぶ、聖護院かぶ、鶯かぶ、松ヶ崎うきなかぶなど。[原産]地中海沿岸地帯[日本伝来]「日本書紀」(693)に栽培を薦めていた。松ヶ崎うきなかぶは奈良時代に伝わったかぶと言われている。「野沢菜」は江戸時代の宝暦年間(1759-64年)、信州のある寺の僧が京都から持ち帰った「天王寺蕪」に由来するという説がある。現在の多くの栽培種は200-300年前である。「毛吹草」(1638)には、山城の内野かぶ、摂津かぶ、天王寺かぶ、陸奥のかぶの記載がある。明治時代に欧米からレッドトップと言う品種のかぶが導入された。酸茎菜(スグキナ)は、賀茂別雷神社(京都市北区)で栽培されたのが発祥とされる。 出典:大場秀章、サラダ野菜の植物史、新潮選書(2004);高嶋四郎編著、歳時記京の伝統野菜と旬野菜、トンボ出版(2003)

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