Aritalab:Lecture/Basic/Probability Generating Function
From Metabolomics.JP
				
								
				
				
																
				
				
								
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まとめ
確率母関数  が与えられたとき
 が与えられたとき
-  平均   
-  分散   
| 分布名 | 分布関数 | 母関数 | 平均 | 分散 | 
|---|---|---|---|---|
| 一様分布 |   |   |   |   | 
| ポアソン分布 |   |   |   |   | 
| 指数分布 |   |   |   |   | 
確率母関数
ある確率分布 Pr の確率母関数 (probability generating function または pgf) を以下のように定義します。
 の確率母関数 (probability generating function または pgf) を以下のように定義します。
 
確率 は全て正の値で k について全て足しあわせると 1 になります。
は全て正の値で k について全て足しあわせると 1 になります。
 
逆に係数が非負で  であるようなべき級数
 であるようなべき級数  があれば、それは何らかの確率母関数といいます。
 があれば、それは何らかの確率母関数といいます。
平均と分散
確率母関数を使うと平均と分散の計算が容易にできます。
 
 
したがって
 
一様分布
n次の一様分布 (uniform distribution) とは確率変数が の値を確率
の値を確率 でとるものです。
でとるものです。
 
確率母関数は以下の等比級数になります。
 
この式は を分母に含んでしまうため、
を分母に含んでしまうため、 や
や を求める際に不都合です。そこでテイラーの定理を応用します。
を求める際に不都合です。そこでテイラーの定理を応用します。
 
この係数、つまり の導関数を以下の式と見比べます。
の導関数を以下の式と見比べます。
 
ここから
 
平均と分散は
 
連続分布と積率母関数
積率母関数の説明を入れる。
ポアソン分布
ポアソン分布とは単位時間中に平均  回発生する事象がちょうど k 回発生する確率をあらわしています。
 回発生する事象がちょうど k 回発生する確率をあらわしています。
 
離散型の確率母関数では
 
平均と分散は
 
連続型の積率母関数では
指数分布
 
確率母関数は
 
平均と分散は
