Species:Dioscorea
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Revision as of 20:05, 8 April 2009
Scientific Classification (based on APG-II and Taxonomicon) | |
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division Jpn. 門 | Tracheophyta 維管束植物門 |
class Jpn. 綱 | Liliopsida ユリ(単子葉植物)綱 |
subclass Jpn. 亜綱 | Liliidae ユリ亜綱 |
order Jpn. 目 | Dioscoreales ヤマノイモ目 |
suborder Jpn. 亜目 | [[:Category:|]] |
infraorder Jpn. 下目 | [[:Category:|]] |
parvorder Jpn. 小目 | [[:Category:|]] |
superfamily Jpn. 上科 | [[:Category:|]] |
family Jpn. 科 | Dioscoreaceae ヤマノイモ科 |
subfamily Jpn. 亜科 | [[:Category:|]] |
tribe Jpn. 族 | [[:Category:|]] |
subtribe Jpn. 亜族 | [[:Category:|]] |
genus Jpn. 属 | Dioscorea |
Species-Flavonoid Relationship Reported | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 生薬の[[CrudeDrug:Dioscorea Rhizoma|]]は()のである。
- English Common Names
- Chinese yam&white yam
- Japanese Common Names
- カエデドコロ(楓野老)&キッコウリュウ(亀甲竜)&ナガイモ(長芋)&オニドコロ(鬼野老)&トコロ(野老)&オオオニドコロ(大鬼野老)&クール(紅露)&ソメモノイモ(染物薯)&ジネンジョウ(自然生)&ヤマノイモ(山芋)&ジネンジョ&ダイショ&ダイジョ&ヤマイモ&自然薯
属名Dioscoreaは薬学の祖といわれる西暦一世紀のギリシャ人ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides 40-90)にちなんでリンネが命名した。ズイキは、別属であるサトイモ(Species:Colocasia)の葉柄だけでなく、本属のダイショの葉柄も使われる。
英語のポテトはタイノー語(西インド諸島の言語)でサツマイモを示すbatataが語源。ヨーロッパにサツマイモが持ち込まれた後、ジャガイモ等にこの名前が誤用された。ヤマイモの学名もこれにちなんでbatatasとなっている。
Family/Genus Description
For comprehensive information, visit Dioscorea page. (BY Shigeharu Okamoto)
- Dioscorea L.;Testudinaria
&ヤマノイモ科 【属名】ディオスコレア;ヤマノイモ属 yam; wild yam 全世界に約600種が知られ、その大部分は熱帯・亜熱帯に分布する。 &Dioscorea alata &ヤマノイモ科 ダイショ(大薯) water yam; greater yam; ten-months yam; white yam; winged yam 本属の栽培種中もっとも広く分布している重要種。いもは大型で通常2~3kgだが、50kgという記録もある。形状は棒状・紡錘形・扇形・塊状・群柱状など。色も変化に富み、純白から紅色・紫紅色まである。 &Dioscorea batatas;Dioscorea opposita; Dioscorea oppositifolia &ヤマノイモ科 ナガイモ;ヤマノイモ;ヤマイモ jinengo potato; cinnamon vine; Chinese yam 地下に塊根をもつ、つる性の多年草。日本でヤマイモ、とろろ芋といえば本種をさす。長芋・いちょう芋・つくね芋の3群に大別される。 &Dioscorea bulbifera;Dioscorea sativa &ヤマノイモ科 ニガガシュウ;カシュウイモ potato yam; air potato; air yam; aerial yam 直径10cmに達するムカゴを食用にする。苦味があるので生食はできないが、焼いたり蒸したりして食べる。味は淡泊。 &Dioscorea cayenensis &ヤマノイモ科 キイロギニアヤム yellow guinea yam &Dioscorea discolor &ヤマノイモ科 オーナメンタルヤム ornamantal yam 巻きつき性常緑木本蔓植物。表に銀・淡緑・茶の大理石模様があり、裏面が赤い葉を持つ。 &Dioscorea elephantipes;Testudinaria elephantipes &ヤマノイモ科 キッコウリュウ(亀甲竜);ツルカメソウ(蔓亀草);ゾウノアシソウ(象趾草) elephant's foot; Hottentot bread; tortoiseplant ケープ産。極めて生育の遅い、落葉多年生多肉植物。大きくひび割れたドーム形で木質の塊茎をもち、一年生の蔓状茎を伸ばし、秋に黄色い花が咲く。 &Dioscorea esculenta &ヤマノイモ科 トゲイモ;ハリイモ;トゲドコロ lesser yam; lesser Asiatic yam; fancy yam; potato yam &Dioscorea japonica &ヤマノイモ科 ヤマノイモ;ジネンジョ;ジネンジョウ(自然生) Japanese yam; jinengo potato; mountain yam つる性の多年草。根は円柱状のいもになり、長さ1mに達する。古くから食用・薬用にされている。 &Dioscorea macrostachya;Dioscorea mexicana &ヤマノイモ科 メキシコキッコウリュウ(メキシコ亀甲竜) tortois plant; Mexican yam つる性の多年草。塊茎は丸く、不規則に亀裂を生じる。 &Dioscorea mexicana &ヤマノイモ科 メキシカンヤム Mexican yam ステロイド系ホルモンの抽出原料とされる。 &Dioscorea pentaphylla &ヤマノイモ科 アケビドコロ fiveleaf yam &Dioscorea rotundata &ヤマノイモ科 シロギニアヤム white Guinea yam; Guinea yam
Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)
For comprehensive information, visit Dioscorea page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)
- Dioscorea japonica
- [根]万葉時代に、ヤマノイモは滋養強壮に効果がある栄養食品と理解。とろろ汁。;[茎]若い茎は酢の物。;[葉]葉の付け根にできるムカゴは、蒸す、焼くことにより食べられる。ヤマノイモはデンプン消化酵素を含むので消化が良い。カリウムも豊富に含む [日本伝来]「日本書紀」に「冬10月、人の指甲をぬきて、暑預(いも)を掘らしむ」と言う記述があり、ヤマノイモを掘る様子が説明されている。藤原宮跡から「暑預」と書かれた木簡が出土している。果実のついたつるをトコロカズラ(野老葛)という。 出典:廣野卓、食の万葉集、中公新書、1452(1998)
- Dioscorea opposita
- [根] 出典:廣野卓、食の万葉集、中公新書、1452(1998)