Species:Papaver

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&&モルヒネおよびコデインを含有するため栽培は禁止されている。ただしオニゲシ(''P. orientale'')、ヒナゲシ(''P. rhoeas'')、アイスランドポピー(''P. nudicaule'')は栽培可能。阿片採取用のケシには栽培品種として「一貫種」「トルコ種」などの巨大種もある。日本には室町末期にインドより伝来し津軽藩領で栽培。徳川八代将軍吉宗の時代、津軽藩は日本唯一の阿片生産地で、津軽は阿片の異名でもあった。1877年(明治10年)に阿片は禁止された。&& [原産] ヨーロッパ南東部、地中海沿岸一帯&&出典
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&&モルヒネおよびコデインを含有するため栽培は禁止されている。ただしオニゲシ(''P. orientale'')、ヒナゲシ(''P. rhoeas'')、アイスランドポピー(''P. nudicaule'')は栽培可能。阿片採取用のケシには栽培品種として「一貫種」「トルコ種」などの巨大種もある。日本には室町末期にインドより伝来し津軽藩領で栽培。徳川八代将軍吉宗の時代、津軽藩は日本唯一の阿片生産地で、津軽は阿片の異名でもあった。1877年(明治10年)に阿片は禁止された。&& [原産] ヨーロッパ南東部、地中海沿岸一帯&&出典: 毒と薬の世界史 船山信次 中公新書(2008); [https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/handle/10091/868 「ケシ(Papaver spp.)栽培と阿片の歴史」] 信州大学農学部紀要. 35(1):59-64(1998)
: 毒と薬の世界史 船山信次 中公新書(2008); [https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/handle/10091/868 「ケシ(Papaver spp.)栽培と阿片の歴史」信州大学農学部紀要. 35(1):59-64(1998)]
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Revision as of 01:28, 17 February 2009


Scientific Classification
(based on APG-II and Taxonomicon)
division
Jpn.
Tracheophyta
維管束植物門
class
Jpn.
Magnoliopsida
モクレン綱
subclass
Jpn. 亜綱
Ranunculidae
キンポウゲ亜綱
order
Jpn.
Ranunculales
キンポウゲ目
suborder
Jpn. 亜目
[[:Category:|]]
infraorder
Jpn. 下目
[[:Category:|]]
parvorder
Jpn. 小目
[[:Category:|]]
superfamily
Jpn. 上科
[[:Category:|]]
family
Jpn.
Papaveraceae
ケシ科
subfamily
Jpn. 亜科
[[:Category:|]]
tribe
Jpn.
[[:Category:|]]
subtribe
Jpn. 亜族
[[:Category:|]]
genus
Jpn.
Papaver






English Common Names
Corn poppy
Japanese Common Names
オニゲシ(鬼芥子)&オリエンタル・ポピー&ヒナゲシ(雛芥子)&ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)&アイスランド・ポピー&ポピーシード


Family/Genus Description

For comprehensive information, visit Papaver page. (BY Shigeharu Okamoto)

  • Papaver L.

&ケシ科 【属名】パパウェル;パパベール;ケシ属 poppy 50~80種がある。 &Papaver alpinum &ケシ科 ミヤマヒナゲシ;タカネヒナゲシ Alpine poppy; dwarf poppy &Papaver dubium &ケシ科 ナガミヒナゲシ long headed poppy &Papaver nudicaule &ケシ科 アイスランドポピー Iceland poppy; oriental poppy; island poppy &Papaver rhoeas &ケシ科 ヒナゲシ;グビジンソウ common poppy; field poppy; corn poppy; shirley poppies 一年草。葉は深緑色で羽状の切れ込みがある。花は径5~10cmあり、花色は深紅色でときにピンク・白・藤色もあり、中央に黒い目がある。 &Papaver somniferum &ケシ科 ケシ(罌粟) opium poppy 一年草。茎は直立し、まばらに剛毛をつける。葉は互生し緑色で多肉質、切れ込みがあり縁が波打つ。茎頂に径8~18cmの4弁花が咲く。花色は藤色・紫色・赤色ときに白色もある。種子は食用になる。阿片やモルヒネの原料植物。 &Papaveraceae Jussieu &ケシ科 【科名】ケシ科 poppy family 双子葉植物離弁花類ケシ目(Papaverales)。世界の温帯に26属約250種が分布するが、おもに北半球に多い。一年草・多年草で、一部低木もある。

Edibility, Medicinal Usage (食品,薬品用途)

For comprehensive information, visit Papaver page. All genera with edibility information is here. (BY Shigehiko Kanaya)

Papaver somniferum, P. setigerum, P. bracteatum

モルヒネおよびコデインを含有するため栽培は禁止されている。ただしオニゲシ(P. orientale)、ヒナゲシ(P. rhoeas)、アイスランドポピー(P. nudicaule)は栽培可能。阿片採取用のケシには栽培品種として「一貫種」「トルコ種」などの巨大種もある。日本には室町末期にインドより伝来し津軽藩領で栽培。徳川八代将軍吉宗の時代、津軽藩は日本唯一の阿片生産地で、津軽は阿片の異名でもあった。1877年(明治10年)に阿片は禁止された。 [原産] ヨーロッパ南東部、地中海沿岸一帯 出典: 毒と薬の世界史 船山信次 中公新書(2008); 「ケシ(Papaver spp.)栽培と阿片の歴史」 信州大学農学部紀要. 35(1):59-64(1998)

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