CrudeDrug:Dioscoreae Rhizoma/Abstract

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(山薬 (Dioscoreae Rhizoma))
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山薬はヤマノイモ科のヤマノイモ[[Species:Dioscorea|''Dioscorea japonica'' Thunberg]]またはナガイモ 'Dioscorea batatas' Decaisneの周皮を除いた根茎を基原とする。原名は薯蕷であったが、唐の代宗の名が「預」で、いみ名(諱)を避け、薯葯といったが、その後、宋の英宗のいみ名「曙」との関係で遂に山薬と改められた。ヤマノイモ科ヤマノイモ属(Dioscorea属)の種類は非常に多い(約600種)が、この中で食用になる芋類を総称してヤムイモと呼ばれ、生薬「山薬」の原料となる。医食同源の最たる生薬といえる。 {{CrudeDrug/Tochimoto}}
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山薬はヤマノイモ科のヤマノイモ[[Species:Dioscorea|''Dioscorea japonica'' Thunberg]]またはナガイモ ''Dioscorea batatas'' Decaisneの周皮を除いた根茎を基原とする。原名は薯蕷であったが、唐の代宗の名が「預」で、いみ名(諱)を避け、薯葯といったが、その後、宋の英宗のいみ名「曙」との関係で遂に山薬と改められた。ヤマノイモ科ヤマノイモ属(''Dioscorea''属)の種類は非常に多い(約600種)が、この中で食用になる芋類を総称してヤムイモと呼ばれ、生薬「山薬」の原料となる。医食同源の最たる生薬といえる。 {{CrudeDrug/Tochimoto}}

Latest revision as of 17:13, 21 December 2010

[edit] 山薬 (Dioscoreae Rhizoma)

Dioscorea japonica Thunberg
Dioscorea japonica Thunberg

山薬はヤマノイモ科のヤマノイモDioscorea japonica Thunbergまたはナガイモ Dioscorea batatas Decaisneの周皮を除いた根茎を基原とする。原名は薯蕷であったが、唐の代宗の名が「預」で、いみ名(諱)を避け、薯葯といったが、その後、宋の英宗のいみ名「曙」との関係で遂に山薬と改められた。ヤマノイモ科ヤマノイモ属(Dioscorea属)の種類は非常に多い(約600種)が、この中で食用になる芋類を総称してヤムイモと呼ばれ、生薬「山薬」の原料となる。医食同源の最たる生薬といえる。 (出典:栃本天海堂創立60周年記念誌)

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