View source for CrudeDrug:Scutellariae Radix

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{{{{FULLPAGENAME}}/Abstract}}

==Picture==
{{CrudeDrug/AlpsPic|
|1= Scutellaria Root (オウゴン)
|2= 1. China Hebei 河北 (片芩) && 2. China Hebei 河北 (尖芩：野生) <BR> 3. China Hebei 河北 (栽培) && 4. China Neimenggu 内モンゴル (片芩) <BR> 5. China Guizhou 貴州 && 6. China Zhejiang 浙江 
|3= 7. China Shanxi 山西 (片芩) && 8. China Shandong 山東 (片芩) <BR> rowspan=2& 10. Japan Hokkaido 北海道 && 9. China Hubei 湖北 (統装) <BR> 11. China Shandong 山東 (栽培)
}}

{{CrudeDrug
|nameJ=オウゴン
|nameC=黄芩
|nameE=Scutellaria Root
|speciesL=Scutellaria baicalensis Georgi
|speciesJ=コガネバナ
|speciesC=黄金花
|speciesE=Chinese Skullcap
|genusJ=タツナミソウ属
|genusE=Scutellaria
|familyJ=シソ科
|familyE=Lamiaceae
|partUsedJ=根
|propertyJ=本品は円錐状、半管状又は平板状で、長さ5～20cm、径0.5～3cmである。外面は黄褐色を呈し、粗雑で著明な縦じわを認め、ところどころに側根の跡及び褐色の周皮の破片を残す。上端には茎の跡又は茎の残基を付ける。老根では中心部の木部は腐朽し、またしばしばうつろとなる。質は堅いが折りやすい。折面は繊維性で黄色である。
本品はほとんどにおいがなく、味はわずかに苦い。
|constituentJ=バイカリン、バイカレイン、オウゴノシド、オウゴニン
|constituentE=baicalin, baicalein, wogonoside, wogonin
|testJ=(１)塩化鉄(III)試液：本品の粉末0.5gにジエチルエーテル20mLを加え、還流冷却器を付けて水浴上で5分間穏やかに煮沸し、冷後、ろ過する。ろ液を蒸発して得た残留物をエタノール10mLに溶かし、その3mLに希塩化鉄(III)試液1～2滴を加えるとき、液は灰緑色を呈し、後に紫褐色に変わる。<br>(２)TLC法：本品の粉末2gにメタノール10mLを加え、水浴上で3分間加温し、冷後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。別にバイカリン標準品1mgをメタノール1mLに溶かし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液5μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に1－ブタノール／水／酢酸混液(4：2：1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに塩化鉄(III)・メタノール試液を均等に噴霧するとき、試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは、標準溶液から得た暗緑色のスポットと色調及びRf値が等しい。
|pharmacopeiaJ=1457
|effectJ=消炎、解熱、健胃、止瀉
|usageJ=みぞおちつかえ感、胃の不快感に応用される。
|links= sm-sun:syou-a/ougon&&tsumura:ougon&&uchida:ougon
|dryingLoss=12.0 %以下（6時間）
|ashContent=6.0 %以下
|AIA=
}}


{{CrudeDrug/Text
|3 = 収載なし
|4 = 収載なし
|5 = 【適用】 炎症、充血、発熱を伴う疾病に対して種々の漢方方剤に配合 (略) して用いる。単味で用いることはない。	本品は緑色味を (略)。	2-89
|6 = 【適用】 炎症、充血、発熱を伴う疾病に対して種々の漢方方剤に配合 (略) して用いる。単味で用いることはない。	(略)。	(略)。	2-108
|7 = 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 	【適用】 炎症、充血、胃部のつかえ、下痢、腹痛などを伴う疾病に対して種々の漢方方剤に配合 (略) して用いる。単味で用いることはない。	D-114
|8 = 【適用】 漢方処方用薬であり、粉末は三黄散などの処方用である。	漢方方剤: (略)	D-120
|9 = 【本質】 生薬、健胃薬	【適用】 漢方処方用薬であり、健胃消化葉、止瀉整腸薬、瀉下薬、解熱鎮痛消炎薬、消炎排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。	漢方処方: (略)	D-113
|10 = 【適用】漢方処方用薬であり、健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬、消炎・排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。漢方: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、柴陥湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、三物黄?湯、生姜瀉心湯、小柴胡湯、潤腸湯、辛夷清肺湯、清肌安蛔湯、清湿化痰湯、清上防風湯、清肺湯、大柴胡湯、当帰散、半夏瀉心湯、補気建中湯、防風通聖散、竜胆瀉肝湯など　D-114
|11 = 【適用】漢方処方用薬であり、健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬、消炎・排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。漢方: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、柴陥湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、三物黄?湯、生姜瀉心湯、小柴胡湯、潤腸湯、辛夷清肺湯、清肌安蛔湯、清湿化痰湯、清上防風湯、清肺湯、大柴胡湯、当帰散、半夏瀉心湯、補気建中湯、防風通聖散、竜胆瀉肝湯など　D-132
|12 = 【適用】漢方処方用薬であり、健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬、消炎・排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。漢方: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、柴陥湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、三物黄?湯、生姜瀉心湯、小柴胡湯、潤腸湯、辛夷清肺湯、清肌安蛔湯、清湿化痰湯、清上防風湯、清肺湯、大柴胡湯、当帰散、半夏瀉心湯、補気建中湯、防風通聖散、竜胆瀉肝湯など　D-138
|13 = 【適用】漢方処方用薬であり、健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬、消炎・排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。漢方: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、柴陥湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、三物黄?湯、生姜瀉心湯、小柴胡湯、潤腸湯、辛夷清肺湯、清肌安蛔湯、清湿化痰湯、清上防風湯、清肺湯、大柴胡湯、当帰散、半夏瀉心湯、補気建中湯、防風通聖散、竜胆瀉肝湯など　D-71
|14 = 【適用】漢方処方用薬であり、健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬、消炎・排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。粉末は三黄散などの処方用である。漢方: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、柴陥湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、三物黄?湯、生姜瀉心湯、小柴胡湯、潤腸湯、辛夷清肺湯、清肌安蛔湯、清湿化痰湯、清上防風湯、清肺湯、大柴胡湯、当帰散、半夏瀉心湯、補気建中湯、防風通聖散、竜胆瀉肝湯など　D-78
|15 = 香りによる健胃作用を期待して用いられる（P. 93）。痔に伴う症状の緩和を目的として使用される（P. 126）。抗炎症作用を期待して用いられる（P. 126）。
|19 = 記載なし
|20 = 記載なし
|21 = 記載なし
|22 = 記載なし
|23 = 記載なし
|24 = 正P366: 胃部の痞硬を治し、熱を去り、咳嗽を鎮静する特効薬にして、又止瀉の効あり。
|25 = P231: 利尿薬とす。
|26 = 記載なし
|27 = 記載なし
|28 = 記載なし
|29 = 記載なし
|30 = 記載なし
|31 = 記載なし
|32 = P24: 漢方: 消炎解熱剤（心下痞に用いられる）黄?湯など
|33 = P83: 消炎、解熱剤で心下痞に用いる
|34 = P74: 食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢、また出血があり熱を伴うものに用いる。
|35 = P51: 消炎薬、特に胃腸カタルに用いる。
|36 = P213: 消炎薬、特に胃腸カタルに用いる。
|37 = 記載なし
|38 = 記載なし
|39 = P215: 消炎解熱薬として各種漢方処方に配合される。
|40 = P14: 消炎、解熱の効を期待し炎症、充血、発熱を伴う疾病に対して用いる。
|41 = P45: 抗炎、解熱作用があるが、単味で用いることなく、漢方に配剤される。
|42 = P29: 消炎、解熱
|43 = P142: 漢方で消炎、解熱を目標に住血、胃部のつかえ、下痢、腹痛などの症状に用いる。
|44 = P72: 効能に関する記載なし。 P72(オウゴン末): 清熱薬(炎症性発熱、高血圧症などによる目の充血、細菌性下痢・腹痛などに)として処方。 
|45 = P66: 食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢、また出血があり熱を伴うものに用いる。
|46 = P90: 効能に関する記載なし。 P92(オウゴン末): 清熱薬(炎症性発熱、高血圧症などによる目の充血、細菌性下痢・腹痛などに)として処方。 
|47 = P214: 消炎、解熱を目的として、黄連解毒湯などの各種漢方処方に配合される。
|48 = P236: 解熱、消炎、鎮嘔薬
|49 = P215: 消炎、下熱を目的として、黄連解毒湯、大柴胡湯などの各種漢方処方に配合される。
|50 = P72: 健胃、焼痂、止瀉、整腸薬などとして漢方方剤に配合。
|51 = P174: 漢方処方用薬(健胃・消化薬、止瀉・整腸薬、瀉下薬、解熱・鎮痛・消炎薬)
|52 = P410: 炎症、胃部のつかえ、下痢、腹痛などを伴う疾患に対して種々の漢方方剤に配合して用いる。
|53 = P236: 解熱、消炎、鎮嘔薬
|54 = P132: 健胃薬。漢方で消炎、解熱を目標に住血、胃部のつかえ、下痢、腹痛などの症状に用いる。
|55 = P254: 消炎、解熱を目的として、黄連解毒湯などの各種漢方処方に配合される。
|56 = P150: 健胃、解熱、消炎
|57 = P220: 漢方処方用薬で、健胃消化薬、止瀉整腸薬、瀉下薬、解熱鎮痛消炎薬、消炎排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、血圧降下薬、精神神経用薬などにみなされる各種漢方処方に配合されており、多くの薬理作用が報告されている。
|58 = P9: 炎症、胃部のつかえ、下痢、腹痛などを伴う疾患に対して種々の漢方方剤に配合。配合処方: 三黄瀉心湯、黄連解毒湯、大柴胡湯、小柴胡湯など。
|59 = P38: 体内の熱を去り、?血による諸症状を治す。心下痞、炎症、充血、下痢、腹痛などを伴う疾病に応用する。また駆水薬として膀胱の病気に用いる。処方例: 温清飲、乙字湯、柴胡桂枝湯、柴朴湯、瀉心湯、辛夷清肺湯、小柴胡湯、大柴胡湯
|60 = P48: 漢方では健胃消化藥、止瀉整腸薬、解熱鎮痛消炎薬、消炎排膿薬とみなされる処方に配合される。抗アレルギー作用。
|61 = P210: （略）漢方で消炎薬、解熱薬、止瀉薬とする。
|62 = P253: もっぱら漢方に使い、高熱による煩渇、肺の炎症による咳嗽、下痢、黄疸、熱または結石などによる排尿障害、嘔気、鼻出血、子宮出血、遺精、充血性の目の腫痛、流産しかかったもの、化膿性の腫れなどを主治する。健胃消化薬、止渇整腸薬、解熱鎮痛消炎薬、消炎排膿薬、尿路疾患用薬、止血薬、高血圧症用薬、精神神経用薬とみなされる処方に配剤される。
|63 = P234: 緩下、利尿。漢方では、消炎、解熱を目標に充血、胃部のつかえ、下痢、腹痛などの症状に用いる。
|64 = P34: 消炎、解熱作用を目的として、炎症、充血、胃部のつかえ、下痢、腹痛などを伴う疾病に対していろいろな漢方処方に配合して用いられる。漢方処方: 黄?湯など
|65 = P125: 健胃消化薬、止瀉整腸薬、解熱鎮痛消炎薬、消炎排膿薬、尿路疾患用薬など。（中）清熱燥湿薬。方剤: 黄?湯、乙字湯、黄連解毒湯、三黄瀉心湯、小柴胡湯、半夏瀉心湯など。
|66 = P340: 解熱鎮痛消炎、消炎排膿、止瀉整腸、健胃消化、尿路疾患の治療などを目的とした漢方処方に配合されている。
|67 = P67: 漢方処方用薬。健胃消化薬、止瀉整腸薬
|68 = P38: もっぱら漢方に用い、非常に多くの処方に配合される。
|73 = P578: 健胃、整腸、消炎、解熱
|74 = P150: 健胃、解熱、鎮痛、消炎
}}