View source for CrudeDrug:Asiasari Radix

==Picture==
{{CrudeDrug/AlpsPic|
|1= Asiasarum Root (サイシン)
|2= 1. China Liaoning 遼寧（根） && 2. China Jilin 吉林 （根）<BR> 3. China Heilongjiang 黒龍江 && 4. China Heilongjiang 黒龍江 （葉付） <BR> 5. N.Korea 北朝鮮 && 6. N.Korea 北朝鮮 （葉付）
}}

{{CrudeDrug
|nameJ=サイシン
|nameC=細辛
|nameE=Asiasarum Root
|speciesL=&&Asiasarum sieboldii F. Maekawa && Asiasarum heterotropoides F. Maekawa var. mandshuricum F. Maekawa
|speciesJ=ウスバサイシン, ケイリンサイシン
|speciesC=薄葉細辛
|speciesE=Siebol's Wild Ginger
|speciesRemark=日本では根を指すが、中国では全草を指す。
|genusJ=ウスバサイシン属
|genusE=Asiasarum
|familyJ=ウマノスズクサ科
|familyE=Aristolochiaceae
|partUsedJ=根、根茎
|propertyJ=本品はほぼ円柱形の根茎に多くの細長い根を付けたものである。外面は淡褐色～暗褐色を呈する。根は長さ約15cm、径0.1cm、浅い縦じわがあり、折れやすい。根茎は長さ2～4cm、径0.2～0.3cm、しばしば分枝し、縦じわがある。節間は短く、各節には葉柄や花柄のわずかに残基及び細長い根を数本ずつ付ける。
本品は特異なにおいがあり、味は辛く舌をやや麻痺する。
|constituentJ=メチルオイゲノール、β-ピネン、サフロール、オイカルボン、リモネン、シネオール、ヒゲナミン、ペリトリン
|constituentE=methyleugenol, beta-pinene, safrole, eucarvone, limonene, cineol, higenamine, pellitorine
|testJ=-
|pharmacopeiaJ=1501
|effectJ=鎮咳、去痰、解熱、鎮痛（頭痛など）
|usageJ=慢性気管支炎、気管支拡張症など希薄な痰がでる咳嗽、咳が頻発し頭痛、胸満、胸痛するものに応用する。
|links= sm-sun:syou-sa/saisin&&tsumura:saisin&&uchida:saishin
|dryingLoss=
|ashContent=10.0 %以下
|AIA=3.0 %以下
}}

{{CrudeDrug/Text
|3 = 収載なし
|4 = 収載なし
|5 = 【適用】 鎮咳、鎮痛、去たん、あるいは新陳代謝機能を振興する目的で漢方の方剤に配合する。	2-214
|6 = 【適用】 鎮咳、鎮痛、去たん、あるいは新陳代謝機能を促進する目的で漢方の方剤に配合する。	なお、サイシンの精油には鎮静、下熱鎮痛作用が認められている。	2-251
|7 = 【薬効】 〔薬理〕 (略)。	【適用】 解熱、鎮痛、鎮咳、去たん、あるいは新陳代謝機能を促進する目的で漢方方剤に配合する。	D-315
|8 = 【適用】 漢方処方用薬であるが、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある (略)。	漢方方剤: (略)	D-327
|9 = 【適用】 漢方処方用薬であり、鎮咳去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方及びその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある (略)。	漢方処方: (略)	D-341
|10 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方およびその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある（一日最大分量3 g）。漢方: 小青竜湯、清上ちん痛湯、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、立効散など　D-343
|11 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方およびその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある（一日最大分量3 g）。漢方: 小青竜湯、清上ちん痛湯、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、立効散など　D-381
|12 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方およびその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある（一日最大分量3 g）。漢方: 小青竜湯、清上ちん痛湯、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、立効散など　D-412
|13 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方およびその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある（一日最大分量3 g）。漢方: 小青竜湯、清上ちん痛湯、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、立効散など　D-273
|14 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方およびその他の処方に少数例配合されている。また、鎮咳薬として配合剤に用いられることもある（一日最大分量3 g）。漢方: 小青竜湯、清上ちん痛湯、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、立効散など　D-317
|15 = 鎮痛、利尿等の作用を期待して用いられる（P. 139）。
|19 = 効能の記載なし	P100
|20 = 記載なし
|21 = 記載なし
|22 = 記載なし
|23 = 記載なし
|24 = 正P327: 感冒の頭痛並びに頭内拍動を治するを以て主たる効用となす。其他眼球、歯牙、関節等の疼痛及び咽喉カタルによる嚥下困難、慢性胃カタルの呑酸、?雑、鼻粘膜の疾患による嗅覚の消失等に応用す。
|25 = P32: 解熱発汗薬とす。感冒、頭痛に用ゆ。
|26 = 記載なし
|27 = 記載なし
|28 = 記載なし
|29 = 記載なし
|30 = 記載なし
|31 = 記載なし
|32 = P33: 漢方: 鎮咳、鎮痛剤。麻黄細辛附子湯など
|33 = P84: 鎮咳、鎮痛薬
|34 = P76: 鎮咳、鎮痛、利尿剤（感冒、気管支炎などで咳がひどく、胸がつかえて重く、脇痛あるものに用いる）。1日2?4g（煎）。
|35 = P202: 身体を温め鎮痙、鎮痛の効がある。
|36 = P219: 身体を温め鎮咳、鎮痛の効がある。
|37 = 記載なし
|38 = 記載なし
|39 = P79: 漢方で鎮咳、鎮痛、去痰、あるいは新陣代謝機能の振興などの目的で用いる。
|40 = P48: 鎮静、解熱、鎮痛、鎮咳、去痰作用があり、漢方では冷え性、胃内停水、咳嗽、脇痛などに用いる。
|41 = P49: 鎮咳、去たん、鎮痛、発汗などを目的とする漢方処方に応用される。
|42 = P125: 利尿、鎮咳、鎮痛
|43 = P237: 漢方で解熱、鎮咳、去痰、鎮痛また新陣代謝機能の亢進を目標に用いる。
|44 = P180: 漢方で解表薬(薄い痰が多い咳、鼻水が多い、頭痛、関節痛などに)として処方。
|45 = P76: 鎮咳、鎮痛、利尿剤（感冒、気管支炎などで咳がひどく、胸がつかえて重く、脇痛あるものに用いる）。1日2?4g（煎）。
|46 = P216: 漢方で解表薬(薄い痰が多い咳、鼻水が多い、頭痛、関節痛などに)として処方。
|47 = P128: 下熱、鎮痛、鎮咳、去痰、利尿の目的で漢方処方に配合される。小青竜湯、当帰四逆湯、立効散などがあげられる。
|48 = P298: 鎮咳、鎮静、去痰、鎮痛薬。
|49 = P129: 下熱、鎮痛、鎮咳、去痰、利尿の目的で漢方処方に配合される。
|50 = P169: 漢方で解表薬とし、鎮咳、去痰、鎮痛薬などに配合。
|51 = P194: 漢方処方用薬(鎮咳・去痰薬、鎮痛薬とみなされる処方に配合)
|52 = P180: 解熱、鎮痛、鎮咳、去痰、発汗、新陳代謝促進、抗菌作用。
|53 = P298: 鎮咳、鎮静、去痰、鎮痛薬。
|54 = P233: 漢方で解熱、鎮咳、去痰、鎮痛また新陣代謝機能の亢進を目標に用いる。
|55 = P162: 解熱、鎮痛、鎮咳、去痰、利尿の目的で漢方処方に配合される。小青竜湯、当帰四逆湯、立効散等。
|56 = P152: 解熱、鎮痛、鎮咳
|57 = P211: 漢方では、冷えをとり発汗を促し、鎮咳去痰を目的に配合される。
|58 = P40: 漢方で解熱、鎮痛、去痰、鎮咳または新陳代謝機能の亢進を目標に用いる。配合処方: 立効散、苓甘姜味辛夏仁湯、小青竜湯、麻黄附子細辛湯など。
|59 = P61: 鎮咳、鎮静薬として、薄い痰が出る咳、頭痛、歯痛、関節の痛みなどに応用する。口内炎に粉末を酢で練って臍に詰める（本草綱目）。処方例: 三黄等、小青竜湯、当帰四逆散、立効散
|60 = P27: 鎮咳去痰薬、鎮痛薬に用いる。
|61 = P141: （略）漢方で鎮咳薬、鎮痛薬（頭痛薬）、去痰薬とする。
|62 = P154: もっぱら漢方に使い、悪寒を除き感冒を治す、水滞を巡らす、耳・鼻・咽喉などの閉塞を治す薬能がある。鎮咳去痰薬、鎮痛剤ともなされる漢方処方に配剤される。鎮咳薬として配合剤に用いられることもある。
|63 = P32: 鎮咳、去痰、解熱、鎮痛
|64 = P51: 鎮咳、去痰、鎮痛、解熱、発汗、鎮静、利尿を目的として処方される。漢方処方: 麻黄附子細辛湯
|65 = P190: 鎮咳、鎮静、去痰薬。（中）辛温解表薬。方剤: 小青竜湯、大黄附子湯、当帰四逆湯、麻黄附子細辛湯。
|66 = P351: 鎮咳・去痰、鎮痛、解熱などを目的とした漢方処方に配合されている。
|67 = P79: 漢方処方用薬。配合剤（鎮咳薬）の原料。
|68 = P144: もっぱら漢方処方に配合。
|73 = P575: 解熱、鎮痛
|74 = P148: 鎮痛、去痰、鎮咳
}}