CrudeDrug:Platycodi Radix

From Metabolomics.JP
Revision as of 15:44, 18 September 2016 by Adm (Talk | contribs)

Jump to: navigation, search
Crude-drug Top
Gallery
General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines

Contents

Picture

Photographs of Platycodon Root (キキョウ) (by Alps Pharm. アルプス薬品)
Alps:Platycodi Radix.jpg
Alps:Platycodi Radix2.jpg

桔梗

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧


歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 【効能または効果】たん、たんを伴う咳 No.2099
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 たん、たんを伴うせき
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【適用】 去たん薬として種々の家庭薬に配合される。漢方では排膿、去たんの目的で漢方方剤に配合され、また甘草を併用するとその効果が強まるといわれている。 (略)。 2-151
6 JP8 解説書 1971 【適用】 去たん薬として種々の家庭薬に配合される。漢方では排膿、去たんの目的で漢方方剤に配合され、また甘草を併用するとその効果が強まるといわれている。 (略)。 2-178
7 JP9 解説書 1976 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 去たん薬として種々の家庭薬に配合される。漢方では排膿、去たん、咽頭痛を治す目的で漢方方剤に配合され、また甘草を併用するとその効果が強まるといわれている。 D-207
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬であるが、去痰薬として粉末又は流エキスを用いる。 漢方方剤: (略) D-215
9 JP11 解説書 1986 【本質】 生薬、去痰薬 【適用】 漢方処方用薬であり、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末又は流エキスを用いる。 漢方処方: (略) D-220
10 JP12 解説書 1991 【適用】漢方処方用薬であり、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末または流エキスを用いる。漢方: 桔梗湯、響声破笛丸、杏蘇散、駆風解毒散(湯)、荊芥連翹湯、荊防敗毒散、鶏鳴散加茯苓、五積散、柴胡清肝湯、小柴胡湯加桔梗石膏、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹茹温胆湯、排膿散、排膿湯、防風通聖散など D-220
11 JP13 解説書 1996 【適用】漢方処方用薬であり、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末または流エキスを用いる。漢方: 桔梗湯、響声破笛丸、杏蘇散、駆風解毒散(湯)、荊芥連翹湯、荊防敗毒散、鶏鳴散加茯苓、五積散、柴胡清肝湯、小柴胡湯加桔梗石膏、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹茹温胆湯、排膿散、排膿湯、防風通聖散など D-252
12 JP14 解説書 2001 【適用】漢方処方用薬であり、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末または流エキスを用いる。漢方: 桔梗湯、響声破笛丸、杏蘇散、駆風解毒散(湯)、荊芥連翹湯、荊防敗毒散、鶏鳴散加茯苓、五積散、柴胡清肝湯、小柴胡湯加桔梗石膏、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹茹温胆湯、排膿散、排膿湯、防風通聖散など D-268
13 JP15 解説書 2006 【適用】漢方処方用薬であり、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末または流エキスを用いる。漢方: 桔梗湯、響声破笛丸、杏蘇散、駆風解毒散(湯)、荊芥連翹湯、荊防敗毒散、鶏鳴散加茯苓、五積散、柴胡清肝湯、小柴胡湯加桔梗石膏、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹茹温胆湯、排膿散、排膿湯、防風通聖散など D-164
14 JP16 解説書 2011 【適用】漢方処方用薬であり、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、去痰薬として粉末または流エキスを用いる。漢方: 桔梗湯、響声破笛丸、杏蘇散、駆風解毒散(湯)、荊芥連翹湯、荊防敗毒散、鶏鳴散加茯苓、五積散、柴胡清肝湯、小柴胡湯加桔梗石膏、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹茹温胆湯、排膿散、排膿湯、防風通聖散など D-180
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 去痰作用が期待される(P. 55)。延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示す(P.83)。痰または痰を伴う咳に用いられる(P. 84)。
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 記載なし
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 記載なし
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P385: 鎮咳、去痰薬として、一回0.5乃至3グラムを与ふ。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 P93: 刺激性去痰薬とす。
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 P172: 去痰薬として古来用いられる然れども本根のサポニンの赤血球溶解作用はセネガ根の2倍にして毒性はセネガ根と同じき故桔梗根はセネガ根の半量にて可ならむ(大鹿)との説と朝鮮産桔梗は其溶血作用並びに毒力は何れも市敗セネガ根の約3分の1程度にあり(松南)との2説あり。又生干桔梗は晒白せる者よりは溶血作用強し。
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 P172: 去痰薬として古来用いられる然れども,本根のサポニンの赤血球溶解作用はセネガ根の2倍にして毒性はセネガ根と同じきゆえ桔梗根はセネガ根の半量にて可ならむとの説と朝鮮産桔梗はその溶血作用並びに毒力は何れも市敗セネガ根の約3分の1程度にありとの2説あり。又生干桔梗は晒白せる者よりは溶血作用強し。
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 記載なし
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 P59: 去痰薬。1日量4?8 g。晒桔梗は8?16 g。
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 P84: ?痰剤。
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 P252: 去痰剤、浸煎剤および流エキス。
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P1: 去痰剤(略)、流エキス。家庭薬の原料。朝鮮では食用にもする。漢方: 排膿去痰剤(コルク皮をつけ充実してうるおいがあり、えぐ味の強いものを賞用する)。桔梗湯、排膿散、十味敗毒湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P84: 排膿、去痰剤
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P62: 去痰剤。1日4?8g(生干)、8?16g(晒)。漢方では排膿去痰に用いる。排膿散、小柴胡湯加桔梗石膏。
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 P25: 去痰薬とし、また排膿作用がある。
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P69: 去痰薬とし、また、排膿作用がある。
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P236: 漢方では皮付きを賞用し、去痰、排膿薬として乾性咳嗽、気管支炎、化膿性疾患、扁桃炎、咽喉痛などを治す目的で漢方方剤に配合される。 去痰薬としてセネガ、オンジに代用し種々の家庭薬に配合される。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P30: 去痰剤して種々の家庭薬に配合。排膿、去痰の目的で漢方方剤に配合。
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P37: 去たん薬。漢方では排膿、去たんに応用する。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P6: 排膿、去痰、鎮咳
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P120: 鎮咳去痰薬。1回0.5g、1日1.5~2g 漢方では強壮、排膿、咽頭痛を目標に用いる。
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P118: 効能の記載なし。  P120(キキョウ末): 漢方では鎮咳去痰薬または排膿薬として処方。去痰薬として家庭薬製剤に配合。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P71: 去痰剤。1日4?8g(生干)、8?16g(晒)。漢方では排膿去痰に用いる。排膿散、小柴胡湯加桔梗石膏。
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P144: 効能の記載なし。  P146(キキョウ末): 漢方では鎮咳去痰薬または排膿薬として処方。去痰薬として家庭薬製剤に配合。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P234: 去痰薬として配合剤原料。キキョウ末、キキョウ流エキス。漢方処方用薬: 排膿散、小柴胡湯加桔梗石膏など。
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P222: 去痰、排膿薬
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P235: 去痰薬として配合剤原料。
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 P125: 消炎、排膿、鎮咳去痰薬。
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 P180: 漢方処方用薬(消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合)、去痰薬
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P223: 桔梗の根は「キキョウ」あるいは「キキョウ末」や「キキョウ流エキス」が局方に収載され、鎮咳去痰薬製剤としての家庭薬にも用いられている。
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P222: 去痰、排膿薬
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P109: 鎮咳去痰薬。1回0.5g、1日1.5~2g 漢方では強壮、排膿、咽頭痛を目標に用いる。
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P274: 去痰薬として配合剤原料。キキョウ末(日局)、キキョウ流エキス(日局)。漢方で、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合される。桔梗湯など。
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 P150: 鎮咳、去痰、排膿、消炎
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P116: 漢方処方用薬で、消炎排膿、鎮咳去痰を目的とした処方に配合される。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P19: 去痰薬として配合剤原料、漢方で、消炎・排膿薬、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合される。主要作用①鎮咳・去痰作用: 感冒、肺炎、気管支炎に用い、粘性の痰を伴う咳嗽を治す。②排膿作用: 蓄膿症、排膿瘍、その他の化膿性疾患に用い、排膿を促す。③咽痛治療作用: 扁桃腺炎、急性咽喉炎などに用い、咽痛を治す。配合処方: 延年半夏湯、桔梗湯、荊芥連翹湯、参蘇飲、十味敗毒湯、清上防風湯、排膿散、防風通聖散など。
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P47: 排膿薬として化膿性疾患、扁桃炎、咽喉痛などに応用する。西洋医学では去痰,鎮咳薬とする。処方例: ?香正気散、十味敗毒湯、竹茹温胆湯、排膿散、防風通聖散
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 P52: 去痰薬として配合。漢方では去痰、鎮咳のほか、排膿、咽痛の改善を目標に配合される。
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P223: (略)排膿薬、去痰薬とする。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P277: 去痰薬として配合剤原料。キキョウ末(日局)、キキョウ流エキス(日局)。中国北部の一部地域や韓国では食品としても利用する。漢方では、去痰し肺機能を調え鎮咳する、また排膿作用を促す薬能がある。咳嗽、咽喉の腫痛、胸部膨満感、脇痛、下痢腹痛を主治する。消炎排膿薬、鎮咳去痰薬とみなされる処方に配剤される。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P200: 鎮咳、去痰。漢方では、強壮、排膿、去痰のために用いられる。
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P39: 鎮咳、去痰、化膿性疾患薬とみなされる処方に配合される。漢方処方: 桔梗湯など
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P112: 消炎、排膿、鎮咳、去痰薬。(中)止咳平喘薬。方剤: 桔梗湯、十味敗毒湯、荊芥連翹湯など
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 記載なし
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P74: 漢方処方用薬。去痰、排膿薬。
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P84: 去痰薬として家庭薬などに用いるほか、多くの漢方処方に配合される。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P576: 去痰
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 P150: 去痰、鎮咳、消炎
Personal tools
Namespaces

Variants
Actions
Navigation
metabolites
Toolbox
In other languages