CrudeDrug:Armeniacae Semen

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|5 = 【適用】 鎮咳薬として喘息、せき、呼吸困難、浮腫などに用いる (略)。 (略) 軟膏基剤、毛髪油、ポマード、コールドクリームなどにも多く用いられる。キョウニンの脂肪油を除いたものを水蒸気蒸留してキョウニン水を製造し、鎮咳薬として内服する。 2-163
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|10 = 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-233
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|24 = 正P292: 鎮咳、去痰薬として気管支カタル及喘息等に応用す。(中略)日本薬局方にては杏仁水を製す。杏仁水は鎮咳、鎮痙薬として用ゆ。
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|25 = P71: 呼吸鎮静薬とす。呼吸困難、外層、嘔吐等に用ふ。
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|26 = P333: 杏仁油並びに杏仁水を製するの原料たり又食用に供す。
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|28 = P84: 杏仁水、杏仁油原料。注射薬の溶剤とする。オリーブ油の代用とする。漢方鎮咳薬。陳?品は用いられず。
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|29 = P167: 圧搾して杏仁油を採り、圧搾滓に水を加え水蒸気蒸留して杏仁水を製造する。杏仁は又漢方で鎮咳薬とする。薬用以外には欧米で多量に菓子に用いる。
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|30 = P85: 杏仁水、杏仁油原料。
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|31 = P164: キョウニン油、キョウニン水原料、去痰、緩下剤(漢方)。
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|32 = P132: キョウニン油、キョウニン水Aqua Armeniacae〔局1〕の原料。漢方: 鎮咳剤。麻杏甘石湯など
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|33 = P89: 駆水、利尿剤、喘咳に用いる
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|34 = P148: (1)鎮咳去痰薬として喘息、咳嗽、呼吸困難に用いる(麻黄湯、麻杏甘石湯、キョウニン水)。(2)食用。
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|35 = P180: 圧搾して杏仁油を採り、その粕を水蒸気蒸留して杏仁水をつくる。杏仁水は水剤に配合して鎮咳薬とする。漢方では胸腹の余分な水分を取る作用があるとし鎮咳きょたんに使われる。麻黄湯、麻杏甘石湯など。
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|36 = P172: 圧搾してキョウニン油を採り、圧搾かすに水を加え水蒸気蒸留してキョウニン水を製造する。キョウニンはまた、漢方で鎮咳薬とする。薬用以外には欧米で多量に下記甘扁桃と共に菓子に用いる。
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|37 = 記載なし
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|38 = P329: 応用、適用に関しては記載なし
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|39 = P96: 漢方では喘息、せき、呼吸困難などに鎮咳薬とする。
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|40 = P34: 鎮咳、去痰
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|41 = P79: 鎮咳薬として漢方で汎用される。キョウニン水(劇)(局Ⅱ)の原料とする。このものは鎮咳、去たん薬としてセネガシロップ、アンモニアウイキョウ精などとともに用いられる。なおキョウニン水は複方キョウニン・キキョウ水(局Ⅱ)の原料となり、鎮咳去たん、気管支カタルなどに用いる。
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|42 = P87: 鎮咳、去痰、利尿
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|43 = P224: 鎮咳、去痰薬。漢方では鎮咳去痰または緩下を目標に用いる。
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|44 = P128: 漢方で鎮咳去痰、緩下薬として処方。
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|45 = P161: (1)鎮咳薬として喘息、咳嗽、呼吸困難に用いる(麻黄湯、麻杏甘石湯、キョウニン水)。(2)食用(甜杏仁、amygdalinの含有量がきわめて低い変種)。
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|46 = P154: 漢方で鎮咳去痰、緩下薬として処方。
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|47 = P140: 鎮咳、去痰、嘔吐にキョウニン水(日局)(以前はキョウニンを水蒸気蒸留して製造したが、現在はbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し製する。)漢方では要薬で次の処方例がある。麻黄湯、麻杏甘石湯、杏蘇散など。
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|48 = P290: 鎮咳、去痰薬。
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|49 = P141: 鎮咳、去痰、嘔吐にキョウニン水(日局)。
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|50 = P135: 鎮咳去痰薬。杏仁油、杏仁水(鎮咳、去痰薬)の原料。また杏仁を杏仁を鎮咳効果のある漢方薬に配合して用いる。
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|51 = P182: 鎮咳、去痰薬。
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|52 = P214: 喘咳、呼吸困難、浮腫。
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|53 = P290: 鎮咳、去痰薬。
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|54 = P220: 鎮咳、去痰薬。漢方では鎮咳去痰または緩下を目標に用いる。
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|55 = P174: 鎮咳、去痰、嘔吐に用いる。キョウニン水(日局)はキョウニンを水蒸気蒸留して製造するか、またはbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し、精製水・エタノール(3: 1)を加えて製する。漢方では要薬で、麻黄湯、麻杏甘石湯、杏蘇散など。
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|56 = P151: 鎮咳、去痰
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|57 = P113: 喘咳、咳嗽、呼吸困難、浮腫などに応用される。鎮咳・去痰を目的に配合されている漢方処方に杏蘇散などがある。
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|58 = P22: 鎮咳去痰薬として喘息、咳嗽、呼吸困難などを目標に用いる。キョウニン水(キョウニンエキス)《局》として去痰薬、杏仁油の原料。配合処方: 桂枝加厚朴杏仁湯、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸など。
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|59 = P50: 胸間の水毒を去る作用があり、咳、痰、心下膨満、浮腫、嘔吐に用いる。処方例: 潤腸湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻子仁丸
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|60 = P29: 利水、鎮咳薬として胸間の水毒を駆逐する。キョウニン水は鎮咳、去痰薬として用いられる。
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|61 = P155: (略)鎮咳薬にするとともに、杏仁水の製造原料とする。
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|62 = P165: 鎮咳、去痰、嘔吐に用いる。キョウニン水(日局)はキョウニンを水蒸気蒸留して製造するか、またはbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し、精製水・エタノール(3: 1)を加えて製する。漢方では、去痰し止咳する、喘息発作を治める、便通をはかる薬能がある。感冒による咳嗽、喘息による胸部膨満感、痰で喉がふさがったもの、乾燥性便秘などを主治する。鎮咳去痰薬、潤腸便通薬とみなされる処方に配剤されている。
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|63 = P212: 鎮咳
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|64 = P42: 鎮咳、去痰、利尿を目的に配合される。漢方処方: 麻杏甘石湯
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|65 = P180: 鎮咳、去痰、緩下薬。(中)麻黄湯、麻杏甘石湯、麻子仁丸。また、キョウニン水に用いる。
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|66 = P346: 鎮咳・去痰を目的に麻黄湯や麻杏甘石湯などに配剤されるほか、便秘を目的に潤腸湯、麻子仁丸などの漢方処方に配合されている。
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|67 = P167: 鎮咳薬。キョウニン水の製造原料。食用(甜杏仁)。
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|68 = P95: 鎮咳去痰薬とするほか、多くの漢方処方に配合。
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|73 = P580: 鎮咳去痰
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|74 = P148: 鎮咳、去痰
 
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Revision as of 15:56, 18 September 2016

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General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines


Contents

Picture

Photographs of Apricot Kernel (キョウニン) (by Alps Pharm. アルプス薬品)
Alps:Armeniacae Semen.jpg

杏仁

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧


歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 収載なし
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 収載なし
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【適用】 鎮咳薬として喘息、せき、呼吸困難、浮腫などに用いる (略)。 (略) 軟膏基剤、毛髪油、ポマード、コールドクリームなどにも多く用いられる。キョウニンの脂肪油を除いたものを水蒸気蒸留してキョウニン水を製造し、鎮咳薬として内服する。 2-163
6 JP8 解説書 1971 【適用】 鎮咳薬として喘息、せき、呼吸困難などに用いる (略)。 (略) 軟膏基剤、毛髪油、ポマード、コールドクリームなどにも多く用いられる。キョウニンの脂肪油を除いたものを水蒸気蒸留してキョウニン水を製造し、鎮咳薬として内服する。 2-194
7 JP9 解説書 1976 【適用】 漢方では鎮咳去たんまたは緩下の目的で方剤に配合する。また、キョウニン水?局Ⅱ?の原料とする。 (略)。 D-221
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬であるが、キョウニン水の製造原料とされることもある。 漢方方剤: (略) D-227
9 JP11 解説書 1986 【本質】 生薬、去痰薬 【適用】 漢方処方用薬であり、鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。 漢方処方: (略) D-233
10 JP12 解説書 1991 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-233
11 JP13 解説書 1996 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-266
12 JP14 解説書 2001 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-284
13 JP15 解説書 2006 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-181
14 JP16 解説書 2011 【適用】漢方処方用薬であり、鎮咳・去痰薬とみなされる処方およびその他の処方に配合されている。また、キョウニン水の製造原料とされることもある。漢方: 杏蘇散、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、清肺湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸 D-198
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 記載なし
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし (P335: 甘扁桃仁,苦扁桃仁として)
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 P210: 薬局方杏仁水を製するに用ふ。
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 下P207: 専ら杏仁水を製するの原料たり。陳舊の品は用に堪えず。又杏仁油を製するの原料となす。
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P292: 鎮咳、去痰薬として気管支カタル及喘息等に応用す。(中略)日本薬局方にては杏仁水を製す。杏仁水は鎮咳、鎮痙薬として用ゆ。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 P71: 呼吸鎮静薬とす。呼吸困難、外層、嘔吐等に用ふ。
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 P333: 杏仁油並びに杏仁水を製するの原料たり又食用に供す。
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 P333: 杏仁油並びに杏仁水を製するの原料たり。又食用に供す。
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 P84: 杏仁水、杏仁油原料。注射薬の溶剤とする。オリーブ油の代用とする。漢方鎮咳薬。陳?品は用いられず。
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 P167: 圧搾して杏仁油を採り、圧搾滓に水を加え水蒸気蒸留して杏仁水を製造する。杏仁は又漢方で鎮咳薬とする。薬用以外には欧米で多量に菓子に用いる。
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 P85: 杏仁水、杏仁油原料。
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 P164: キョウニン油、キョウニン水原料、去痰、緩下剤(漢方)。
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P132: キョウニン油、キョウニン水Aqua Armeniacae〔局1〕の原料。漢方: 鎮咳剤。麻杏甘石湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P89: 駆水、利尿剤、喘咳に用いる
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P148: (1)鎮咳去痰薬として喘息、咳嗽、呼吸困難に用いる(麻黄湯、麻杏甘石湯、キョウニン水)。(2)食用。
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 P180: 圧搾して杏仁油を採り、その粕を水蒸気蒸留して杏仁水をつくる。杏仁水は水剤に配合して鎮咳薬とする。漢方では胸腹の余分な水分を取る作用があるとし鎮咳きょたんに使われる。麻黄湯、麻杏甘石湯など。
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P172: 圧搾してキョウニン油を採り、圧搾かすに水を加え水蒸気蒸留してキョウニン水を製造する。キョウニンはまた、漢方で鎮咳薬とする。薬用以外には欧米で多量に下記甘扁桃と共に菓子に用いる。
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 P329: 応用、適用に関しては記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P96: 漢方では喘息、せき、呼吸困難などに鎮咳薬とする。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P34: 鎮咳、去痰
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P79: 鎮咳薬として漢方で汎用される。キョウニン水(劇)(局Ⅱ)の原料とする。このものは鎮咳、去たん薬としてセネガシロップ、アンモニアウイキョウ精などとともに用いられる。なおキョウニン水は複方キョウニン・キキョウ水(局Ⅱ)の原料となり、鎮咳去たん、気管支カタルなどに用いる。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P87: 鎮咳、去痰、利尿
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P224: 鎮咳、去痰薬。漢方では鎮咳去痰または緩下を目標に用いる。
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P128: 漢方で鎮咳去痰、緩下薬として処方。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P161: (1)鎮咳薬として喘息、咳嗽、呼吸困難に用いる(麻黄湯、麻杏甘石湯、キョウニン水)。(2)食用(甜杏仁、amygdalinの含有量がきわめて低い変種)。
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P154: 漢方で鎮咳去痰、緩下薬として処方。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P140: 鎮咳、去痰、嘔吐にキョウニン水(日局)(以前はキョウニンを水蒸気蒸留して製造したが、現在はbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し製する。)漢方では要薬で次の処方例がある。麻黄湯、麻杏甘石湯、杏蘇散など。
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P290: 鎮咳、去痰薬。
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P141: 鎮咳、去痰、嘔吐にキョウニン水(日局)。
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 P135: 鎮咳去痰薬。杏仁油、杏仁水(鎮咳、去痰薬)の原料。また杏仁を杏仁を鎮咳効果のある漢方薬に配合して用いる。
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 P182: 鎮咳、去痰薬。
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P214: 喘咳、呼吸困難、浮腫。
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P290: 鎮咳、去痰薬。
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P220: 鎮咳、去痰薬。漢方では鎮咳去痰または緩下を目標に用いる。
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P174: 鎮咳、去痰、嘔吐に用いる。キョウニン水(日局)はキョウニンを水蒸気蒸留して製造するか、またはbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し、精製水・エタノール(3: 1)を加えて製する。漢方では要薬で、麻黄湯、麻杏甘石湯、杏蘇散など。
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 P151: 鎮咳、去痰
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P113: 喘咳、咳嗽、呼吸困難、浮腫などに応用される。鎮咳・去痰を目的に配合されている漢方処方に杏蘇散などがある。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P22: 鎮咳去痰薬として喘息、咳嗽、呼吸困難などを目標に用いる。キョウニン水(キョウニンエキス)《局》として去痰薬、杏仁油の原料。配合処方: 桂枝加厚朴杏仁湯、桂麻各半湯、五虎湯、潤腸湯、神秘湯、麻杏甘石湯、麻杏?甘湯、麻子仁丸など。
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P50: 胸間の水毒を去る作用があり、咳、痰、心下膨満、浮腫、嘔吐に用いる。処方例: 潤腸湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻子仁丸
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 P29: 利水、鎮咳薬として胸間の水毒を駆逐する。キョウニン水は鎮咳、去痰薬として用いられる。
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P155: (略)鎮咳薬にするとともに、杏仁水の製造原料とする。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P165: 鎮咳、去痰、嘔吐に用いる。キョウニン水(日局)はキョウニンを水蒸気蒸留して製造するか、またはbenzaldehydeと亜硫酸水素ナトリウム、シアン化カリウムよりmandelonitrileを合成し、精製水・エタノール(3: 1)を加えて製する。漢方では、去痰し止咳する、喘息発作を治める、便通をはかる薬能がある。感冒による咳嗽、喘息による胸部膨満感、痰で喉がふさがったもの、乾燥性便秘などを主治する。鎮咳去痰薬、潤腸便通薬とみなされる処方に配剤されている。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P212: 鎮咳
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P42: 鎮咳、去痰、利尿を目的に配合される。漢方処方: 麻杏甘石湯
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P180: 鎮咳、去痰、緩下薬。(中)麻黄湯、麻杏甘石湯、麻子仁丸。また、キョウニン水に用いる。
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 P346: 鎮咳・去痰を目的に麻黄湯や麻杏甘石湯などに配剤されるほか、便秘を目的に潤腸湯、麻子仁丸などの漢方処方に配合されている。
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P167: 鎮咳薬。キョウニン水の製造原料。食用(甜杏仁)。
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P95: 鎮咳去痰薬とするほか、多くの漢方処方に配合。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P580: 鎮咳去痰
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 P148: 鎮咳、去痰
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